夏のマストアイテムといえば、パタゴニアのバギーズ! 水陸両用でアウトドアのアクティビティはもちろん、夏の間ずっと愛用という人も多いはず。そんな看板製品が、漁網をリサイクルしたネットプラス素材に切り替わる! バギーズに合せたいアイテムとともに紹介しよう。
![【パタゴニアで大人が6月に選ぶべき7選】の画像_1](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_01_22_0523_UOMO_6695.jpg)
ネットプラス製品を選ぶことで地球に貢献できる!
「私たちの、たったひとつの、かけがえのない地球」を守るために、パタゴニアはさまざまな活動をしている。リサイクル素材の導入に関しても、起業のサポートや現地での雇用など、ホリスティックなスタイルで一歩先を行く。
今シーズン、パタゴニアが定番のバギーズをすべてネットプラス素材に切り替えたことにも大きな意義がある。パタゴニアはネットプラス素材を手がけるブレオ社を2014年から支援。海洋プラスチック汚染の中でも深刻な廃棄漁網をリサイクルするだけでなく、海洋廃棄される前の漁網を南米沿岸部の地元の漁師から回収することで、汚染の防止にも貢献。これによって野生動物を守り、金銭的な報酬は地元の漁業共同体の支援に役立てられている。
![パタゴニア_patagonia_01](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_02_Web_Large-siadak_a_0857_BP.jpg)
キャンプや川遊び、海と夏のアクティビティはもちろん、サマーカジュアルのキーアイテムとして、ときには部屋着にも。バギーズが一枚あれば、驚くほど活用できて、夏が快適に! しかも環境やフェアトレードに貢献できるとなれば一石二鳥ではないだろうか?
「ネットプラス・リサイクル漁網」について詳しくはこちら
01:バギーズ・ロング
![パタゴニア_patagonia_02](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_03_22_0523_UOMO_6688.jpg)
タウンカジュアルにも応用しやすい7インチ丈
速乾性を備え、中にメッシュのアンダーパンツが合体した水陸両用という多機能型ショーツ。両サイドのポケットはものが落下しない深めの仕様で、ヒップにもボタン付きのポケットがある。フィット感を調整できるドローコードは内側に。レングスが長めのバギーズ・ロングは、街ばきしやすいフォージグレーのような落ち着いたカラーを豊富にラインナップ。
100%追跡可能なポストコンシューマー原料を使用した、ネットプラスリサイクル・ナイロン素材。PFCフリーDWR加工(過フッ素化合物不使用の耐久性撥水コーティング)が施され、フェアトレード・サーティファイド(公正貿易認証)縫製でつくられている。
02:バギーズ・ショーツ
![パタゴニア_patagonia_03](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_04_22_0523_UOMO_6692-1.jpg)
海や川のアクティビティにはカラフルバギーズを
バギーズ・ロングとスペックは同じで、レングスが短め。パタゴニアのホーム、ベンチュラの自然を落とし込んだカラーや柄をラインナップし、夏気分が盛り上がる! スイムショーツにするのも、もちろんあり。キャンプやハイキングなど、どこにはいていくかを考えるのも楽しい。
03:RØトップ
![パタゴニア_patagonia_04](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_05_22_0523_UOMO_6686.jpg)
低体温予防などにも活躍するラッシュガード
サーフィンやマリンスポーツでの紫外線、擦り傷を防止するトップスとしておなじみ。水遊びの際、体温低下を防ぐのにも活躍してくれるから、サーファーならずともトライして損はない。ネットプラスナイロンにポリウレタンを混紡した4WAYストレッチ素材。フラットシーマー縫製の導入で脇下の縫い目をなくし、サーフィンの際のパドリングも快適に。
04:サーフ・ブリム
![パタゴニア_patagonia_05](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_06_22_0523_UOMO_6701.jpg)
ヘッドバンド付きだからピタッとかぶれる!
サーフィンの際にかぶっても脱げないように、速乾性のあるヘッドバンドが内蔵されたバケットハット。夏の日焼け防止に、フィッシングやビーチでも頼りになること間違いなし。ヘッドバンドを内側にしまえば、ファッションユースもOK。ウェビングベルトで帽子のサイズ調整ができるのも優秀。
05:P-6 ラベル・トラッド・キャップ
![パタゴニア_patagonia_06](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_07_22_0523_UOMO_6698.jpg)
ベンチュラの自然のモチーフをキャップに
ベーシックな6パネルのキャップはパタゴニアの人気商品。パタゴニアはキャップのつば芯からネットプラス素材の採用をはじめ、今ではバージン・ナイロンやほかのリサイクル・ナイロン素材と同じ機能性を持つまでに洗練された。シンプルなコーディネートに1点投入して夏ムードを演出するなら、こんなプリント柄のキャップを選びたい。
06:アウトドア・エブリデイ・パンツ
![パタゴニア_patagonia_07](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_08_22_0523_UOMO_6680.jpg)
デイリーにはけるフルレングスパンツにも注目
ショーツは苦手という人におすすめしたのが、ネットプラス素材のこのパンツ。両サイド、レッグ、ヒップに計6つのポケットを備え、アウトドアでもタウンでも機能的。PFCフリーDWR加工が施されているが、ポケットの裏地をメッシュにするなど蒸れを防止するディテールもしっかりしている。
裾はゴムで砂や砂利が浸入しづらく、ウエストはウェビングベルトで調整も簡単。UPF(紫外線防止指数)50+のUVプロテクション付き。
07:スレート・スカイ・ジャケット
![パタゴニア_patagonia_08](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_09_22_0523_UOMO_6684.jpg)
ミニマルなデザインの防水仕様多機能ジャケット
パタゴニア独自のH2Noパフォーマンス・スタンダードを採用した3層構造防水ジャケット。ネットプラスナイロンシェルに肌ざわりのいいジャージー素材の裏地、防水透湿性のバリヤーを施し、PFCフリーDWR加工で雨風をしのぐアウターに。
スピンドルコードでフードや裾が調整できるデザイン。突然の雨に備えるシェルとして、夏のアクティビティの際に手もとに置いておきたい。ベイスングリーンは、モッズパーカ風にも応用できる旬のカラー。
![パタゴニア_patagonia_09](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/222275/2022_06_patagonia_10_Web_Large-schneider_l_0362_BP.jpg)
ちなみにパタゴニアのバギーズにはキッズの展開もある。親子でおそろいにすれば、気分も上がるし、子どもたちに環境保護について話すチャンスにも。本格的レジャーシーズンを前に、チェックしておきたい。
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Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori