暑い季節のスタイリングは、シンプルゆえに面白みに欠ける。個性豊かなスタイリスト3人が独断と偏見で、単調になりがちな夏の着こなしをフレッシュに見せる「ひと手間」のテクニックをレクチャー!
Stylists
片貝 俊
シンプルスタイルを洗練させた品のいいカジュアルが好評。30〜40代に適切なかわいげの演出も得意。
池田尚輝
天然素材やアウトドアウェアをミックスして、モードを日常に落とし込むスタイリングにファン多数。
松川 総
音楽や映画などのカルチャーに造詣が深く、カジュアルでも奥行きのあるスタイリングを提案する。
首からのぞく白の分量でバスクシャツの抜け感をアレンジする
上品派 ↓
バスクシャツを
クルーネック感覚で
楽しむ
ネックの詰まったTシャツで品よく見せるのは常套手段ですが、バスクシャツとのレイヤードには首のリブが太くなく、デザインを邪魔しないベルバシーンが最適です。(片貝)
バスクシャツ¥19,800/ウティ(タイユ) Tシャツ(2枚入り)¥7,700/ベルバシーン(トップウィンジャパンショールーム)
白Tレイヤードの
模範的分量!
プレーンに見せたいなら、白の分量が多すぎず、程よく首元がすっきり見えるフルーツ オブ ザ ルームの白Tを。ネックのリブの両端が中からちらっと見えるくらいが理想。(片貝)
バスクシャツ/右と同じ Tシャツ(2枚入り)¥2,090/フルーツ オブ ザ ルーム(FTLジャパン)
トップスに抜けが
欲しいときは…
ボトムにボリュームがあるなど、肌の露出を抑えつつもトップスに軽さや抜け感を出したいときは、タンクトップで縦にすらりと白を見せるくらいがベストバランスです。(片貝)
バスクシャツ/右と同じ タンクトップ(2枚入り)¥1,980/ヘインズ(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)
抜け感 ↑
軽やかなスミクロ×紺のTシャツで馴染ませ涼しげに
ビッグな白Tは、袖を折って部屋着っぽさと決別する
色つきタンクトップの裾を出す
Tシャツに羽織るリネンジャケットの袖を2回まくって軽く見せる
大人の夏服がおしゃれに見える着こなしテクニック
Hair&Make-up:Kousuke Hirose
Stylists:Naoki Ikeda Shun Katakai So Matsukawa
Models:Yuji Matsumoto Hisaki Hayashi
Text:Takako Nagai