帽子をかぶり慣れている人は、スタイリングの味つけがうまい。自身でも日頃から帽子を愛用している二人のスタイリストに、「格上げ」と「ハズシ」それぞれの観点から、帽子選び＆スタイリングを提案してもらった。
カジュアルにハズす派
カジュアルなのに大人な
かぶり方を豊島猛さんが提案
年を重ねるときちんとした格好がハマる一方、力の抜き加減が問われます。僕が提案するのは、ジャケパンに合わせる、ロゴや色や素材で程よく抜けを出すといったハズシとしての使い方。帽子でスポーツやアウトドアテイストを自然に取り入れることもできるので、カジュアルダウンに有効です。
オールドスクールなロゴででかわいくハズす
NEW ERA×Beauty&Youth
styling 01ワントーンの着こなしをストリートに味つけ
「ベージュ系のワントーンは大人こそ似合う配色ですが、コンサバな印象も拭えない。そこにストリートライクなロゴキャップを差すだけで一気に若さが出ます。渋めのグリーンやネイビーなど落ち着きのある色を選び、スニーカーとトーンを揃えることでまとまります」。
キャップ￥4,400／ニューエラ×ビューティ＆ユース（ビューティ&ユース 丸の内店） ジャケット￥69,300／ブラームス（ワンダリズム） ポロシャツ￥23,100／オーベット（ラウムス） Tシャツ￥16,500／スタジオ ニコルソン（インコントロ） パンツ￥49,500／ユーゲン（イデアス） スニーカー￥13,200／ラストリゾート エービー（DEARGUEST）
BLUFCAMP
styling 02ジャケットに合うのは知的なロゴキャップ
「フレンチシックなジャケットスタイルは、インテリジェントなタイポグラフィのロゴキャップで程よくハズしましょう」。
キャップ￥7,480／ブルーフキャンプ（417エディフィス 渋谷） ジャケット￥118,800／セヤ（エディフィス 新宿店） シャツ￥27,500／インディビジュアライズド シャツ×スティーブン アラン（スティーブン アラン フタコタマガワ） Tシャツ￥7,480／カーハート WIP（カーハート WIP ストア トーキョー） デニムパンツ￥9,350／リーバイス®（リーバイ・ストラウス ジャパン） スニーカー￥26,180／リプロダクション オブ ファウンド×レショップ（レショップ 渋谷店）
newhattan
styling 03クリーンな服にクタクタのデニムハット
「クリーンなカーディガンスタイルに合わせるなら、洗いのかかったデニムのハットで力の抜けた感じに。黒なら浮かずにバランスがとれます。芯がないやわらかなムードを生かしたい」。
ハット￥3,300／ニューハッタン（スティーブン アラン フタコタマガワ） カーディガン￥28,600／メイアス シャツ￥15,400／カリフォルニア ジェネラルストア パンツ￥19,800／ファーラー（1LDK apartments.） スニーカー￥13,200／リーボック×ビューティ＆ユース（ビューティ＆ユース 丸の内店）
ARC’TERYX
styling 04シャツとアウトドアハット、意外とアリ
「スラックスにシャツインした装いを、アークテリクスのハットでハズす。伸縮性と柔らかさのあるナイロン素材は、機能素材らしくソリッドでタウンユースにも最適。ドローコードとアイコンがいいアクセントになってくれます」。
ハット￥6,600／アークテリクス（アークテリクス カスタマーサポートセンター） シャツ￥19,800／エルイー（レショップ 渋谷店） Tシャツ￥13,200／イズネス（alpha PR） パンツ￥52,800／ベルナールザンス×トゥモローランド（トゥモローランド） シューズ￥46,200／パラブーツ（パラブーツ青山店） その他／私物
ADULT ORIENTED ROBES
styling 05シアサッカーで爽やかワークスタイル
「キャンディストライプのサッカー地はトラッドな印象がありますが、タフなワークスタイルとも好相性。凹凸のあるライトな生地とも相まって抜け感が生まれます」。
キャップ￥8,800／アダルト オリエンテッド ローブス（イルイマジン ランドスケープ） シャツ￥39,600／ジェームスカワード（メイデンズショップ） Tシャツ￥17,600／ラファーヴォラ パンツ￥11,550／ディッキーズ×アムステルダム ウェットスーツ（カリフォルニア ジェネラルストア） スニーカー￥13,200／コンバース（コンバースインフォメーションセンター）
Hair&Make-up:Yoshikazu Miyamoto[bNm]
Stylist:Shun Katakai Takeshi Toyoshima
Models:Shio YUKI
