防水、防風、透湿性などを兼ね備えた機能素材の代名詞的存在としてすっかり定着しているGORE-TEX(ゴアテックス)。アウターのみならずシューズなどの小物にもバリエーションが広がり、機能性もさらに進化、おしゃれな大人の愛用者も多い。そこで、日々の着こなしの中に取り入れている愛用アイテムを、セルフスナップで披露してもらった。第18回は大人のためのエッジィなブランドをピックアップすることで一目置かれる、メイデンズショップの山田和弘さん。今年からはショッププレスとして、日々情報を発信中。
「釣りが趣味です。GORE-TEXアウターを着ていると、天候に恵まれない状況下でもストレスなく釣りに集中できるという経験は何度もしています。タウンで着ることを考えたときは、機能に見合うデザイン性が欲しいと思っていました。それで行きついたのがアクロニウム。昨年末に登場した最新モデル『J1W-GTPL』は名品と言われれる『J1A』のデザインを踏襲しつつ、ワイドシルエットにアレンジされています。GORE-TEXの中でも軽量でコンパクトな2L Gore-Tex Paclite Plus(ツーレイヤー ゴアテックス パックライト プラス)だから着心地も通常のブルゾン感覚。Schwarzrot(シュヴァルツロート)というドイツ語で黒赤を意味するアズキ色のようなカラーリングにも惹かれました」
山田和弘さん(メイデンズショップ PR)
GORE-TEXアイテム:アクロニウム「J1W-GTPL」
身長:177cm
着用サイズ:M
シャツ:ガブリエラ コール ガーメンツ
パンツ:アイアムドーク
シューズ:スパルウォート
「止水ファスナーや複数のポケットを装備したこのジャケットは、ギア的な要素やアクティブな印象が強いため、合わせるアイテムは上品なものを意識して選んでいます。スウェットシャツよりもニット、デニムよりもスラックスといった感じで、きょうもシャツとウールシルク素材のパンツでコーディネート。足元はジャーマントレーナーでジャケットに寄せつつ、白ベースで抜け感を」
「ポケットが多いから、休日にリサーチで街を歩き回るときはバッグいらず。暑くなったらコンパクトに背負える着脱式のストラップがついています」
「襟元にはネオジウム磁石入りのイヤホンを固定しておける、取り外し式のマジックテープタブも。アクロニウクムは着てみると、いろいろ本当によくできているなと感動します」