文化系アウトドア男子の冬アウターといえばダウンジャケット。おしゃれな大人たちが今年のスタメンに選んだ一着は? お気に入りの理由と着こなしを、セルフスナップで紹介する。第19回はアウトドアからファッションまで多様なブランドだけでなく、趣味が高じて多肉植物のPRにもトライするティーニーランチ 代表の久戸瀬 崇裕さん。
「以前はメルトンのコートが好きでした。ダウンは冬のロケのときだけ着るものだったのが、ここ3年ほどでオンもオフも冬はほぼダウンアウターというスタイルになりました。年々軽いものに好みが傾き、ダウンジャケットの軽量性もチェックするように。シーピー カンパニーのDD シェル ゴーグル ジャケットはすでに持っていましたが、今季からさらに軽量化され買わずにはいられませんでした(笑)。中のダウンが透けて見える超薄手のリップストップナイロンを、生地から開発するという技術力に男心がくすぐられ…。11月に入手して、週に何回着ているんだろう? というくらい、今冬、欠かせない一着になっています」
久戸瀬 崇裕さん(ティーニーランチ 代表)
身長 162cm
ダウンジャケット:シーピー カンパニー
着用サイズ:50
スウェット:ディーヒル
パンツ:ブラン ワイエム
靴:クラークス
帽子:シーピー カンパニー
「自分が持っているダウンアウターは化繊のシェルばかりなので、化繊×化繊にならないように気をつけています。きょうはコーデュロイのスラックスでダウンのテック感を払拭。色や小物などをポイントにするわかりやすいハズしも好きですが、ダウンに関しては素材重視のコーディネートです。やはり街で着るときにはアウトドアすぎたり、スポーティすぎないほうがしゃれて見えますよね」
「これは冬のコーディネート全般に対してなんですが、最近は黒に頼り過ぎないということも自分に課しています。ついブラックを合わせたくなるところを明るめのネイビーにするなど、ダークトーンでまとめないように。シーピー カンパニーのゴーグルデザインは、30年以上も続くブランドのアイコン。機能として役に立つところも、個人的なツボです」