文化系アウトドア男子の冬アウターといえばダウンジャケット。おしゃれな大人たちが今年のスタメンに選んだ一着は? お気に入りの理由と着こなしを、セルフスナップで紹介する。第13回はアメカジを基調とした 「キレカジ」の達人で、スナップ企画にひっぱりだこのUSONIAN GOODS STORE マネージャー、髙梨祐人さん。
「ダウンジャケットはカジュアル用のほかに、ブレザーなどに合わせられるきれいめタイプも持っています。ヌナタクはアメリカのダウン専門ブランド。1999年スタートと後発ですが、山を知り尽くした元山岳ガイドが、素材選び、縫製からダウンの封入やテストまで、自身の経験に基づいて製品づくりをしている、稀有なブランドです。このコバック ダウン フーディは軽量で暖かく、撥水、防風性を備え、900フィルパワーとそのまま登山ができる本格的仕様ですが、ファッションとしても取り入れやすい。ダウンは所有する4着を着こなしに合わせて選んでいますが、この迷彩ダウンは今季の自分のテーマカラー、オレンジに合うので選びました」
髙梨祐人さん(USONIAN GOODS STOREマネージャー)
身長 179cm
ダウンジャケット:ヌナタク
着用サイズ:M
ニット:ユーソニアン スポーツウェア
シャツ:インディビジュアライズド シャツ
ネクタイ:ブラウンアンドチャーチ
バンツ:ビルズカーキ
靴:ランコート
「ダウンジャケットはきれいめなコーディネートに合せることが多いです。特に迷彩のようなインパクトのあるものは、プレッピーやアイビー系のトラッドなテイストが気分。きょうはVネックニット&ニットタイのタイドアップにキャップ、ボトムはチノパン&ローファーいう王道プレッピーコーディネートを、カモフラージュで適度に崩してみました。おなじみのプレッピースタイルも、ビルズカーキやランコートのようなブランドを入れることでモダンに」
「ヌナタクの迷彩柄は主張が強すぎず、すごく洗練されているんですよね。ダウンは着ぶくれするからとジャストサイズを選ぶ人も多いですが、僕は適度なゆとりがあったほうがダウン本来の機能を満喫できる気がして、サイズ感にはこだわっています」