ユニクロがスウェーデンのトップアスリートと共同開発した新機軸、「+S(プラスエス)」が12月13日(月)に発売。文化系スポーツ男子注目の新ラインをチェックすべく、ウオモ編集部員のY神とH條が実店舗で試着&購入。これは参考になる!
H條;お気に入りですよね、そのフレーズ。
グローバルブランドの「UNIQLO(ユニクロ)」とスウェーデンのトップアスリートが共同開発した本格スポーツ仕様の「+S(プラスエス)」が12月13日(月)に発売。実物をチェックすべく、ウオモ取材陣のY神とH條が銀座3丁目の「ユニクロ TOKYO」を訪れた。
H條;あと、撮影はユニクロのプロジェクト担当者と店長の許可済みですので念のため。通常は、お店でバシバシ撮影したりしてはいけませぬ。
Y神:いけませぬ。あっ。「+S」を発見。
①ライトパデッドストレッチジャケット ¥9,990
ダウンではなく中綿入り。「+J」のライトダウンジャケットとほぼ同じスタンドカラー。
H條:あ、そうだ。ちなみにブランド名の「+S」の「S」って、なんの意味だと思います?
H條:あいにく両手がふさがっておりまして。答えですが、「S」には「+Sports」「+Sweden」「+Sustinability」の3つの意味が込められているんですって。
Y神:了解です!
第1弾となる「+S」にはビッグサイズ(XXL~4XL)の展開はなく、実店舗とオンラインストアともにXSからXLまでのサイズ展開がほとんど。試着なしの購入が苦手な大人男子は、Y神(身長165cm・体重65kg)とH條(身長185cm・体重89kg)の着用感を参考にしよう。
②ファンクショナルバックパック ¥5,990
H條:身長185cmの私には程よいサイズ。ブラックの1色展開で、付属や仕様までブラックで統一されていて大人好みな感じがします。ジムウェアや室内用シューズや帰りの着替えまで全部入りそう。
UVカットウェアやウルトラライトダウンなど、「ユニクロ」のレギュラーアイテムである高機能ウェア「SPORT UTILITY WEAR(SUW)」に属する「+S」。この「SUW」の中で、バックパックのリリースは初。
注目は、ユニクロ初のファンクションとなる本格的なショルダーストラップ。そこから伸びる胸側のアジャスターベルトの根元は、ショルダーストラップに沿って上下に調整可能になっている。
パンパンに荷物を詰め込んでも、胸板の上でしっかり締めて体とバッグをフィットさせるることで、山登りやトレッキングなどが驚くほどラクになるのだ。
Y神:バックパックの説明を補足するなら~。
H條:おお。その声は…!?
Y神:バックパック内部のノートパソコンケースは、ノーパソ本体を私物カバーに入れた状態だと、「MacBook Pro」の13インチでギリギリ。ボクの15インチだとカバー無しじゃないと入らないかもね。
H條:さすがY神パイセン。そういう重箱の隅を突く商品情報こそ、買い物には有益なんですよね。試着されたジャケットの着心地はいかがですか?
③ライトパデッドストレッチショートパンツ ¥5,990
H條:またもや、商品画像だけではわからぬ肉感のこもった感想。非常に参考になります。
ジャケットに飽き足らぬY神、ボトムスは公式ヴィジュアルのようなタイツonショーツのコンビネーションを目論む。これは是非とも、着用感を知りたい。
青と黄(金)の国旗色は「国王が青空に金十字を見た」という伝説を基にした王家の紋章に由来。この配色モチーフも「+S」(+Sweden)らしいこだわりだ。
④ウルトラストレッチドライタイツ ¥2,990
「+S」の軸は「ライトパデッドストレッチ」素材のセットアップだが、同素材ではロングパンツは存在せず、ショーツと合わせるユニークな上下になる。
ロードバイクやサイクリングでは、チェーンの巻き込みを防ぐためパンツの裾はベルトで絞るかスキニースタイルが基本だが、タイツであれば問題ない。
Y神:まだ途中。
H條:ジャケットは未着用ですが、カシミヤニットとの合わせが「文化系男子」っぽい。
私服でY神が着てきた「Glenmac(グレンマック)」のカシミヤニットに「+S」のショーツ&タイツを絡めた文化系ミスマッチコーディネート。こんな大人ネイビースタイルに身を包み、会社までチャリ通勤してみては。
Y神①:Jacket【XL】・Shorts【L】・Tights【L】
身長165cm・体重65kgのY神、まずは先ほどのXLサイズのジャケットを着用。スタッフのお勧めでは、タイツにはある程度のフィット感が必要らしく、Lサイズを選択。ショーツも同じくLサイズで揃えた。
H條:ぶっちゃけ、いつものY神パイセンらしいオーバーサイズのスタイリングですよね。
Y神:いかにも。でも、タイツはもっとピッタリめがよいらしい。次は全体をサイズダウンしてみる。
Y神:紐でギュッとウエストを絞れるなら、個人的にはショーツもXLでサイズを合わせたいところ。でもやっぱり、基本はぴったりめを推奨らしい。
Y神②:Jacket【L】・Shorts【M】・Tights【M】
H條:このまま冬キャンプにも行けそう。ファッション寄りよりも、アウトドアスポーツスタイルかと。
Y神:アウトドアもスポーツもカタチから入る派。パデッドの上下はストレッチ入りで窮屈な感じはしません。タイツに慣れてきたら小走りしたくなるね。
特徴的なパデッドは、生地を縫い合わせずに表地と裏地を同時に織りながら接点を作る特殊加工で仕立て、綿抜けを防ぎ快適なストレッチ性と軽量化を実現。両サイドのポケットはファスナー付き。持ち手に付属が付き、グローブを着用したままでも開閉できる。
H條①:Jacket【XL】
H條:私の体格ではインナーはカットソー1枚でピッタリ。ファッションとして着たいので4XLまで作って欲しかった。インナーダウンみたいに活用します。
Y神:というか、体型が両極端すぎる。
H條:ちなみにニット帽は「+J」。ダウンよりも蒸れず、キルティングジャケットよりも暖かい。このニュートラルな存在感が「+S」の魅力なのかしら。
Y神:ボクもブラックを試着したくなってきた。バックパックも「+S」はブラック1色展開だし。
Y神:ボクにはバックパックが大きい。
H條:参考になると思います!
文化系男子諸君、冬のレジャーやスポーツに備え、本稿を参考に最善の購入計画を立てよう!
2021年12月発売のユニクロ情報をもっと知りたい!
発売日:2021年12月13日(金)
販売店舗:ユニクロ TOKYO、銀座店、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、御徒町店、吉祥寺店、原宿店、札幌エスタ店、名古屋店、京都河原町店、ユニクロ OSAKA店、キャナルシティ博多店、公式オンライン
SPORT UTILITY WEAR
Text: Takafumi Hojoh