2021.12.13
最終更新日:2024.03.07

エディター私物COMME des GARÇONS HOMMEのチノパンツ

ファッションからコスメ、ガジェットまで、UOMO編集部員が実際に愛用する名品を毎日1つずつ紹介!

COMME des GARÇONS HOMMEのチノパンツ



「いま見直すべきはパンツじゃないか?」とは、『UOMO』2021年10月号のパンツ大特集タイトル。そして特集の巻頭で企画したのが「真っ先にチノパンにはき替えたい」だった。

自分個人の気持ちとしてもまったく右に同じ。ただ、チノパンって他のパンツに比べてしっくりくるものを探すのが難しくないですか? 元々コンサバなパンツだからか、生地の硬さとシルエット、裾にたまるクッション感…なかなかピンとくるものがない。実は特集内で紹介した一本を自分も購入したのだが、数回はいて「自分には何かが違う」と、クロゼットにしまいこんでしまった…。

そんななか出会ったのが、このコム デ ギャルソン オムのチノパン。これまた11月号の大特集「一周まわってアメカジが楽しい!」に掲載されていたのを見て、思わず膝を打った。誌面ではバックショットが大きくなっていたが、いい意味でチノパンらしくない、絶妙に丸みのあるシルエットに心を奪われたのだった。早速ドーバーストリートマーケットに足を運び、希望のサイズがなかったため、他店からわざわざ取り寄せてもらった。

結果、無事購入できて、ずっとはいている。ただ何度鏡を見ても、誌面で見て心を掴まれた「あのシルエット」(UOMO 2021年11月号P.73)にならない。あのふんわり感はどこへ? 「なぜだ……ケツか、ケツがいけないのか」。悶々と、今日もはいている。もし「あのシルエット」、俺は実現できてますよって人がいたら、教えてください。

UOMO副編集長 吉﨑


Movie:Mitsuo Kijima
Stylist:Masashi Sho

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