2021.10.21

スピワックのミリタリーアウターと、WTAPSのミリタリーシャツ【8人が選ぶこれまでのアメカジ、これからのアメカジ#07】

過去のアメカジブームを経験してきた大人たち。その原体験は今のスタイルにも大きな影響を与えているが、当時と今では、モノ選びの基準はちょっと違う? ドンズバ世代の8人に、アメカジのこれまでとこれからの付き合い方を聞いた。

小澤匡行さん  /  エディタープロフィール画像
小澤匡行さん / エディター

アメカジとミリタリーの結びつきは僕の中では根強い

これまでSPIEWAKのG8

スピワックのミリタリーアウターと、WTAの画像_1
1999年に、ニューヨークのシュプリームで購入したスピワックのミリタリーアウター。本当はシュプリームのアウター狙いだったんだけど、入手できず、仕方なくこれを購入…。だけど学生のうちは本当によく着ていました。日本で流行った当時のアメカジは、僕にはどうしても似合わなくて断念していたけど、スピワックはリアルにアメリカで購入したMADE IN USAの服という意味で、僕の中のアメカジ的位置づけだったんです。

これからWTAPSのミリタリーシャツ

スピワックのミリタリーアウターと、WTAの画像_2
アメカジとミリタリーの結びつきは今でも強いのですが、今はリアルを着る年齢でもない。自分の中のアメリカを大人っぽく着るという意味で、あらためて注目しているのがWTAPSです。オーセンティックなんだけど、シルエットは大きめで今の空気感もちょうどよくまとっている。そしてコットンの光沢もいい。着る人次第でどちらにも転ぶそのバランス感は、やっぱりさすがだなと思います。 本人私物/WTAPS




Photos:Yoshio Kato 
Stylist:Atsuo Izumi 
Text:Jun Namekata[The VOICE]

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