人気ショップのスタッフは、モダンなアメカジスタイルでした。
本木 翔さん(25歳/フリークスストア ルミネ横浜店)
カーディガンライクなスタジャンとアーガイルニットは色味を抑えて。ウエストオーバーオールズのデニムは切りっぱなしの裾やアタリが個性的だが、きれいなフレアなので落ち着いて見える。ナイキのスニーカーやステューシーのキャップでストリート感を加えた。
佐久間佑介さん(37歳/アンカットバウンド新宿)
「ワークテイストのジャケットとシャンブレーシャツをドレッシーに着ています。裾を絞ったアンカットバウンドのストライプのスラックスに柄ソックスを合わせ、遊びを加えました」。
小坂憲太郎さん(38歳/レショップ 青山店)
「ヴィンテージのスタジャンを、カルの淡いサーモンピンクのカーゴと合わせてブラッシュアップ。もし、デイヴィッド・ホックニーがアメカジを着たら…なんて考えて色を決めました(笑)」。
福崎章仁さん(34歳/エイチビューティ&ユース)
スポーツとアメトラの融合がテーマ。「スウェットパンツに上半身はオリーブのニットとピンクのBDシャツで、リラックスなムードに寄りすぎないように整えました」。
髙梨祐人さん(28歳/ユーソニアングッズストア)
クラシカルなアイビースタイルをベースに、色や素材でモダンな雰囲気にアレンジ。「インディビジュアライズドシャツは珍しいタッターソールのオックスフォードシャツ。黒のコーデュロイパンツも変化球です」。
黒野智也さん(36歳/J.プレス&サンズ 青山)
大定番の紺ブレを薄いオリーブに替えるだけで見違える印象に。「シャツは洗いざらしのBDではなく、スタンドカラーをチョイス。襟を控えめにするだけで繊細な雰囲気が出ます」。
松原将平さん(31歳/エディフィス ラ ブークル ニューマン新宿店)
ブルックス ブラザーズ フォー エディフィスのスタジャンに、グレーのジャケットをレイヤード。デニムはセンタークリースを入れたフレアを選ぶことで、シャープで品のいい印象に。
Photos:Keiichi Ito Hisanori Suzuki
Text: Ryo Kikuchi