人気ショップのスタッフは、モダンなアメカジスタイルでした。
渡邊 祥さん(26歳/エイチ ビューティ&ユース)
大きなスクエアポケットが目をひくエイチ ビューティ&ユースのジャケット。「古きよきアメリカのカバーオールに着想を得ています。上質なウールを選んで現代的に作っているので土くささは微塵も感じられません。ボックスシルエットもモダンで気に入っています」。
小倉夕季さん(36歳/エンジニアド ガーメンツ)
ヴィンテージ要素を取り入れたコーデュロイのワークジャケットを着用。「パンツが太いとどうしても重たく見えるので、脚のラインがきれいに出るスラックス調のものと合わせています」。
清野 拳さん(31歳/ビームス プラス 原宿)
牧歌的なコーデュロイのアウターを、キャプテン サンシャインのデニムと合わせた。「一見往年のアメカジですが、身幅や裾の太さなど、今っぽいシルエットを心がけました」。
遠川保則さん(38歳/サンハウス神南)
黒のワークジャケットは、パンツの色を合わせてセットアップのように着ると都会的な印象。テーパードがきいたパンツはポータークラシック、スニーカーとハットはビズビムで揃えた。
山田和弘さん(32歳/メイデンズショップ)
モダントラッドをテーマに、アウターはモールスキン、BDシャツはブロード地と上質な素材選び。デニムもスラックスのようなワイドストレートを選ぶなど、直球すぎない大人のアメカジを意識。
野澤康平さん(36歳/ビームス 原宿)
「イメージは’80年代と’90年代のアメカジミックス」という野澤さんは、ブルーが鮮やかなアンユーズドのモヘアカーディガンに、ポリエステルのワークシャツをレイヤードした。
大井勇人さん(28歳/ザボウ東京店)
スウェット×ファティーグパンツという王道を楽しむ大井さん。「アイスブレーカーの柔らかなメリノウールスウェットに、パンツはスラックス仕立て。野暮に見せないチョイスがカギです」。
Photos:Keiichi Ito Hisanori Suzuki
Text: Ryo Kikuchi