完売必至の別注・人気アイテムを紹介する【セレクトショップ定点観測】。今回は、続々とセレクトショップ別注が登場する人気ブランド「バブアー」のアウターをピックアップ。現代的なアレンジを加え、街でも着やすくなった大人のアウターだ。
「バブアー」と言えば、1894年から続くイギリスの伝統的なブランド。防水性、耐久性に優れた「ワックスドジャケット」は現在も作り続けられている。ここ数年、じわじわとおしゃれな大人の注目を集め始めていたが、2021年の秋冬はさらに人気に拍車がかかった印象だ。
別注モデルはワックスを用いずに、ベタつかず、衣服への汚れがつかない機能性素材を採用していることが特徴だ。コーデュロイの襟や裏地のチェックといった伝統的な魅力を踏襲しつつ素材やシルエットをアップデートすることで、より着こなしやすくなったことが人気を集める最大の理由だろう。
さっそく、おすすめの別注バブアーを紹介しよう。
#01┃ビームス プラス別注 バブアー「BEDALE 2レイヤー レギュラーフィット」
撥水・透湿・防風性を兼ね備えたバブアー
バブアーの「ビューフォート」と双璧をなす定番モデル「ビデイル」。撥水・透湿・防風性を兼ね備えた機能素材を採用したのがビームス プラスの別注だ。特徴である裏地のハウスチェックは、脱ぎ着するときに違いがわかるさりげなさ。
パターンはレギュラーフィットで、サイドベンツやハンドウォーマーポケット、袖口のリブなど、乗馬用ジャケットにルーツをもつ「ビデイル」のエッセンスは踏襲。何年経っても変わらぬクラシックな印象だ。
#02┃417 エディフィス別注 バブアー「TRANSPORT HOODED」
着脱可能なフードとちょうどいい着丈がポイント
417 エディフィスが別注をかけた「トランスポート」オリジナルは、「ビデイル」と「スペイ」の中間くらいの着丈。今回の別注はやや着丈を長くし、袖丈も合わせることでモダンな印象に仕上がっている。
着脱可能なフードと裏地の柄は、別注ならではの特別感。さらに高収縮の糸を使ってストレッチ性と撥水性も兼ね備えるなど、実用的なアウターになっている。
#03┃ジャーナル スタンダード レリューム別注 バブアー「SPEY キルティングジャケット」
軽くて動きやすいキルティング
昨シーズンに続き、ジャーナル スタンダード レリュームの別注は「スペイ」がベース。陰影の出るナイロン素材のキルティングは、軽くて動きやすい。ショート丈、コーデュロイの襟、Dカンなど、ベースモデルの「スペイ」らしさはそのままに残している。
1枚で着たりコートの下に着るなど、晩秋から真冬までスタイリングが楽しめそうだ。
#04┃シップス別注 バブアー「トランスポート ジャケット」
ナイロン素材のリラックスフィット
シップスからはアーカイブを復刻し人気モデルとなった「トランスポート ジャケット」別注。トレンドに合わせてややゆったりめのパターンで、撥水性のあるナイロン素材を採用している。
軽く羽織りやすい仕様ながら、防風性が高く落ち着いた光沢感ある表情は「バブアー」らしい上質さを感じさせる。秋から春先までカバーしてくれる使い勝手のいいアウターとなっている。
おしゃれな大人の秋冬アウター