多くの人に愛される定番と、新時代のネクスト定番との呼び声高い注目アイテムをピックアップする大好評企画。アメカジテイストが注目されるこの秋、ジーンズがトレンドラインに浮上。美シルエットでコスパ最高のユニクロ、オーセンティックなデニムを代表するリーバイス®ほか、2021年の今、大人が押さえるべきジーンズは?
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_1](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_00_21_0729_UOMO_23837-1_ok.jpg)
定番 UNIQLO|SELVEDGE REGULAR FIT JEANS
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_2](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_01_uniqlo_1_21_0729_UOMO_23835_ok-600x600.jpg)
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本格的赤耳セルビッジデニムを使用したド定番
今やブランドを代表するデニム。シルエットや加工も含めてバリエーションも豊富だが、ここ数年人気を集めているのがこのセルビッジレギュラーフィットストレートジーンズだ。リジッドに近いインディゴブルーが定番色。
本格的なコットン100%の13.5オンスデニムは、日本の老舗デニム生地メーカー、カイハラ社と開発したムラ染め染色でヴィンテージデニムのような経年変化が楽しめる。トレンドに左右されず、美脚に見えると評判のストレートシルエットは、クリーンな着こなしに欠かせない。ノームコアなノーステッチのヒップポケットもうれしいディテール。
定番 Levi’s®|551Z AUTHENTIC STRAIGHT
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_4](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_02_levis_1_21_0729_UOMO_23849_ok-600x600.jpg)
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1961年に登場したルーズストレートをモダナイズ
永久定番の501®のほかにも名品の多いリーバイス。1961年に発売されたリーバイス®初のプレシュランク(防縮加工)ジーンズ、551Zを現代的にアレンジしたのが、この春登場した551Zオーセンティックストレートジーンズ。
股上の深いオリジナルのシルエットを踏襲しつつ、腰回りに余裕をもたせ裾にはたまりができるようにデザイン。スケートボードをするのにちょうどよいフィット感で、今シーズンはクロップ丈も登場。素材はコットンのような肌ざわりのヘンプでやわらかく、ストレスなくはける一本に。
新定番 EDWIN|LOOSE STRAIGHT DENIM
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_6](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_03_edwin_1_21_0729_UOMO_23854_ok-600x600.jpg)
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_7](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_03_edwin_2_21_0729_UOMO_23864_ok-600x600.jpg)
老舗ブランドの粋を極めた日本製ジーンズ
ヴィンテージ感のあるルックスだが、見るからにはきやすそうなルーズストレート。13.75オンスのミディアムウェイトにもかかわらずドレープ感のあるやわらかなデニムは、アフリカ超長綿のジンバブエコットンをヴィンテージ織機で低速で織り上げて実現したもの。
1940~50年代のヴィンテージデニムに見られるタテムラ感を、糸や染色にもこだわって表現している。防縮(サンフォライズド)、歪み防止(スキュー)、毛焼きの加工でクリーンにはけるジーンズに仕上げた。日本の老舗デニムブランド、エドウインの底力が感じられる。
新定番 HERILL|Cashmere Vintage Selvedge Denim 4PK
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_8](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_04_herill_1_21_0729_UOMO_23855_ok-600x600.jpg)
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_9](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_04_herill_2_21_0729_UOMO_23865_ok-600x600.jpg)
カシミヤデニムがより快適に進化した
カシミヤにこだわるヘリルならではのマスターピース。今季のデニムは、表面はよりヴィンテージライクに、裏面はカシミヤの肌ざわりで保温性も抜群。ハリコシがありながらソフトなはき心地は唯一無二だ。
ワンタック入りで腰回りにゆとりのあるシルエットもモダンで上品。シンプルなコーディネートでこそ真価を発揮するラグジュアリーなジーンズだ。
新定番:KAPTAIN SUNSHINE|WIDE 5PKT Trousers
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_10](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_05_ks_1_21_0729_UOMO_23858_ok-600x600.jpg)
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_11](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_05_ks_2_21_0729_UOMO_23869_ok-600x600.jpg)
50年代のワークウエアを目指した新作デニム
ホワイトステッチがヴィンテージのワークウエアを彷彿とさせる、このブランドらしいワイドジーンズ。糸にこだわり、旧式のシャトル織機にてゆっくりと織り上げた10.5オンスのライトウェイトデニムは、今季新登場のオリジナル素材。
黒みを帯びたインディゴブルーはアメリカ黄金期独特の色を目指して試行錯誤を繰り返し、独自の染色レシピを見つけた。50年代のビッグシルエットのテーパードスタイルを採用し、バックには長い尾錠をあしらい、絞ってサイズを調整することも可能に。ラフな着こなしが似合うこのジーンズは、クリーンなスタイルにもこなれ感を演出してくれる。
新定番 CANTON FOR MHL.|DENIM TROUSERS
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_12](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_06_canton_1_21_0729_UOMO_23856_ok-600x600.jpg)
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_13](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_06_canton_2_21_0729_UOMO_23866_ok-600x600.jpg)
ヴィンテージとモダンを融合したオリジナル
2013年から続くロングコラボレーション。紆余曲折を経て日本を拠点に復活したキャントンは、日本で一番古いオリジナルデニムブランドとしての歴史を持つ。ゆったりとしたストレートシルエットのデニムトラウザーズは、サスペンダーボタンが付きクラシックな風貌。
金茶とネイビーのステッチ糸をディテールによって使い分け、ミリタリーとワークウエアの要素をバランスよくミックスしている。テキサスオーガニックコットンを使用した13.5オンスのデニムは、はきこむと繊細にタテ落ちしていくのも魅力。
新定番 ETS.MATERIAUX|Balloon Denim
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_14](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_07_ets_1_21_0729_UOMO_23859_ok-600x600.jpg)
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_15](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_07_ets_2_21_0729_UOMO_23870_ok-600x600.jpg)
90’sのバルーンシルエットをアップデート
90年代にブレイクしたワイドジーンズをベースに、股上、裾幅などを今のトレンドでアレンジ。立体的なヒップラインから生まれるバルーンシルエットは、イーティーエスマテリオが提案する東京的フレンチスタイルを体現している。
ヴィンテージムードを出すためにドーナツボタンやボタンフライ、配色ステッチ、赤耳のセルビッジデニムを使用。オーバーサイズデニムのウエストを絞ってはくスタイルが注目されているが、このデニムなら難なく理想のバランスがつくれる。クリーンな着こなしにはハイウエストで、ラフにいきたいときは腰骨の位置で合わせて裾をためてと着回し力も高い。
新定番 THE NORTH FACE PURPLE LABEL|Webbing Belt Denim Wide Tapered Pants
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_16](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_08_tnfppl_1_21_0729_UOMO_23861_ok-600x600.jpg)
![リーバイスかユニクロか、それとも…大人がの画像_17](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/162095/2021_08_08_tnfppl_2_21_0729_UOMO_23863_ok-600x600.jpg)
ウェービングベルトデニムに機能素材の新型が
股下にマチを入れたクライミングスタイルのデニムパンツに、今季ワイドテーパードシルエットが登場。速乾性に優れたCOOLMAX® オーガニックコットンストレッチデニムは、ノーストレスではけるのも魅力。
色褪せてアタリの出たライトブルーの色みは、秋冬の重くなりがちなコーディネートに軽快さを添えてくれる。90年代のトレッキングパンツをベースにしたデザインはロールアップも様になり、着こなしのアイデアも広がる。
買うべき「ビルケンシュトック」をさらにチェック!
MHL. TEL:03-5467-7874
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Stylist:Takumi Urisaka
Composition&Text:Hisami Kotakemori