グッチが東京・銀座で2店舗目となる旗艦店「グッチ並木」を4月29日に銀座6丁目にオープン。オープニングレセプションには、俳優の浅野忠信さんら多くのセレブがゲストとして来場した。彼らが着用したグッチの最新アイテムも合わせてチェックしてみよう。
イタリアのラグジュアリーブランド「GUCCI(グッチ)」が、銀座で2店舗目となる旗艦店「グッチ並木」を4月29日にオープン。銀座6丁目の並木通りに面する「グッチ並木」と、2006年に銀座4丁目の晴海通り沿いに開業した「グッチ銀座」、東京・銀座地区では2つの旗艦店が各々独自色を打ち出していく体制となる。
オープンに先駆けて、ソーシャルディスタンスに配慮しつつ、グッチをまとった多彩なゲストが来店した。
注目の「グッチ並木」のオープンは、フロア毎に異なる。
クリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレのビジョンを体現する拠点として、店舗をカテゴリー毎に3つのカテゴリーが順に幕を開ける。
まず開業日の4月29日には、最新コレクションのフルカテゴリーに加え、ハンドバッグやハイジュエリーを取り揃える1階と2階のショップスペースを先行オープン。今秋には、日本初となる予約制のホームウェアサロン「Gucci Apartment」が3階に加わるとのこと。
そして年内には、ミシュラン3つ星シェフのマッシモ・ボットゥーラ氏がプロデュースするレストラン「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ」が4階にオープン予定。
同ブランドの飲食業態は、2018年にイタリア・フィレンツェの「グッチ ガーデン(GUCCI GARDEN)」内の1号店、米・ロサンゼルスの2号店に次いで東京が3店目だ。
ちなみに並木通りは、海外セレクトショップの草分け的存在である「サンモトヤマ」が2019年まで店舗を構えていた地区であり、1960年代初頭に日本で初めて「グッチ」が販売されたメモリアルなストリートなのだ。
由緒ある銀座・並木通りの歴史と呼応するように、オーダーメイドやレストランなどの特別なサービスを提供する「グッチ並木」。晴海通りの「グッチ銀座」との差別化は、段階的開業が整う2021年末に明確になる。
多彩な男性ゲストがまとった「グッチ」の最新コレクション。その中には、今現在公式オンラインストアで購入可能なアイテムも。とくにおすすめはハレの日のコーデを間違いなく格上げしてくれるジャケットだ。
パルクールアスリートのZENさんが着用した黒ジャケットは、ノッチドラペルで素材違いのネイビーがオンラインで購入可能。パッチポケット仕様のカジュアルな見た目でありながら、仕立ては“メイド・イン・イタリー”の本格的テーラード。オンオフ兼用で汎用性の高い逸品だ。
ウールガーゼ素材のナチュラルな着心地は、クリエイティブなビジネスマンにフィットするだろう。
左袖には、人類と世界が向かう未来の探求を表現した“GUCCI Eschatology(終末論)”ラベルが縫い付けられている。格式高いテーラードのクオリティはそのままに、ツイストの効いた遊び心でヴィンテージ風ディテールを取り入れている。これぞ、「グッチ」の旬だ。
浅野忠信さん着用のダブルブレストジャケットは、近似したデザインのグリーンが今春夏のオンラインストアに存在する。ストライプとインターロッキングG モチーフが交差したデザインは、唯一無比の存在感だ。
着こなせた暁には大人男子の羨望の的だろう。
商品画像がこちら。オンラインで販売中のダブルブレストジャケットのライニングには、神話からインスピレーションを得たというメデューサのモチーフが施されていた。
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