4月23日に発売される期待の「ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン」のフライング試着ルポ後編。温かみに溢れたラインナップにはすでに発売済みの「ユニクロ ユー」にも「+J」にもない唯一無比の魅力があふれていた!
花や草木が活動を開始する春。待望の「UNIQLO and JW ANDERSON(ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン)」2021年春夏シーズンが、「春を紡ぐ」をテーマに掲げて4月23日に発売される。デニムカジュアルを詳報した前編につづき、後編では今季のテーマを象徴するモチーフである、小花柄の刺繍が施されたアイテムをピックアップしていこう。
そこにはすでに発売済みの大人気コラボである「ユニクロ ユー」とも「+J」とも違う魅力があった!
①トートバッグ ¥3,990
フライング取材のナビゲーターは引き続き松本雄司。前編のラストを飾った大人コーディネートで登場しているが、アイテムに「トートバッグ」が増えている。
松本雄司:ハットとお揃いです。ワークテイストと花の刺繍が絶妙のバランスですね。男性が持つと絶対に良いイメージを持たれると思います。
大きめポケットが前面に付いたラギッドな佇まい。ちなみにハットとトートの柄が揃う組み合わせは、このピンストライプのデニム地のみ。ユニセックスのカテゴリだ。
ビッグサイズのトレンドにも乗り、可愛い小花柄を求める女性客の流入がメンズカテゴリでは想定される。小柄な男子はSサイズの在庫量に注意しよう。
あえて男子に花のワンポイントを提案するという、ジョナサンのピースフルな想いを受け止めたい。
②ポロシャツ[ネイビー]¥1,990
我らがメンズは小花柄が摘み放題。
ワンポイントの刺繍入りポロシャツは汎用性高し。3つボタンのルックスでスポーツテイストは控えめだ。
松本:今のリネンシャツのスタイリングのまま、ポロシャツとチェンジしてもよいかも。デニムにも合いそう。
カラバリはネイビーとホワイトのほか、オレンジ・イエロー・グリーンのアシッドカラーを含む5色展開。色によって微妙に花弁と茎の配色が異なる。
③クルーネックT[ホワイト]¥1,990
同じくホワイトのクルーネックTシャツがこちら。本コラボのラインナップので唯一、ブラックの展開がある。
花弁と花柱まで細かく刺繍が施されている。今春夏の「+J」で一躍名作に躍り出た無地のスーピマコットンTシャツのような、まとめ買い推奨アイテムだ。
ツータックチノショートパンツ[ブラウン]¥2,990
小花柄デザインではないアイテムも1点ピックアップ。前編で「ダークグレー」を紹介した「ツータックチノショートパンツ」を再度プッシュしておこう。
小花柄のポロシャツやTシャツには「ブラウン」が好相性。花が根付く肥沃な土壌のようにしっくり馴染む。
④ソックス[各種]¥390
小物も侮れない。
前秋冬に引き続き、「ユニクロ JW」ではソックスも人気アイテム予想で、ボーダー柄は早期完売必至だろう。男女兼用のリブソックス・ボーダーソックス・カラーブロックソックスの3型、それぞれ3色ずつの展開だ。
ワンポイントは“JW”かと思いきや、無地のリブソックスのみ小花柄なのだ。これは憶えておこう。
⑤クルーネックT(半袖) ¥1,990
9つものフラワーモチーフを刺繍で施したTシャツもメンズ限定。霜降りグレーのみのスペシャルバージョンだ。
松本:今春夏のテーマである「春を紡ぐ」がストレートに表現されていますね。癒やされます。
公式サイトに記されているように、リセットとリニューアル、フレッシュなスタートといった春のイメージがインスピレーション源。花言葉まで気になってしまうかも。
⑥ウォッシュコットンキャップ ¥1,990
最後に紹介する小花柄の刺繍アイテムが、3色展開のデニム地キャップだ。前編で紹介したブランケットステッチ入りのバケットハットと人気を二分するはず。
「このコレクションを着ることで、皆様が温かく、そしてポジティブな気持ちになることを祈っています」と、ジョナサン・アンダーソンはコメントしている。
以上、小花柄の刺繍アイテムを6点厳選してピックアップしてみた。ファッションの力を改めて感じて欲しい。
年始からのコラボ狂騒曲にいささか疲れ気味な心の隙間に、ほっこりと、小花が咲いてくれそうだ。
そういえば、1ヵ月前の「+J」はどうだった?
発売日:2021年4月23日(金) / コラボデザイナー:ジョナサン・アンダーソン
販売店舗:ユニクロ全国221店舗、ユニクロオンラインストア
商品展開:WOMEN(15) MEN(12) グッズ(4) ※価格は全て税込です。
▼コラボ特設サイト:
https://www.uniqlo.com/jp/ja/collaboration/jwanderson/21ss/
Photos: Hiroaki Horiguchi
Text: Takafumi Hojoh