2021.03.17
最終更新日:2024.03.07

スタイリストが指南! アウトドアアウターの「差がつくコーデ術」3選

アウトドアウェアをいかにガチに見せずにデイリーに取り入れられるか?プロに聞くのがいちばんだ。回答してくれた3人は、本格アウトドアとはいっさい無縁の「文化系」。100%、ファッション目線なのでご安心を。

回答してくれたのはこの3人!

吉田周平さん
スタイリスト宇佐美陽平氏に師事。洋服はオールドクラシック派。野暮ったさギリギリの提案多め。B級グルメ愛好家。

高橋正典さん
スタイリスト壽村太一氏に師事。私服のスタイリングは99%黒。誌面のスタイリングも基本シック。ストリートもいける。

千野潤也さん
スタイリスト二村毅氏に師事。今回はアーバンでモダンなアウトドアMIXスタイルを提案。「超ひも理論」特集も担当。


レトロなアウトドアウェアを渋くなりすぎずに着こなすには?

スタイリストが指南! アウトドアアウターの画像_1

アノラックのハーフジップの首元にガツンとイエロー! ー 吉田周平さん

「この何とも言えないくすんだブルーの色味やぽってりしたフォルムが、昔懐かしいアノラック。でも実は、ハーフジップって今っぽいレイヤード向きなんです。首元に蛍光イエローを効かせて、ボトムにパキッとした白パンをチョイス。トップスもパンツもゆったりコーディネート」。

アノラック¥59,000/イズネス(alpha PR) ポロシャツ¥20,500/ストーンアイランド パンツ¥72,000/クリスタセヤ(シップス 渋谷店) デッキシューズ¥18,000/ティンバーランド(ティンバーランド/VFジャパン)


スタイリストが指南! アウトドアアウターの画像_2

’80-’90sをアップデートするカギはパンツのシルエット ー 高橋正典さん

「’80~’90年代に流行ったエディ・バウアーの“EB TEK”シリーズの復刻フリースがかわいい。’90sなネルシャツを挟んで色味を抑え、ベルナール ザンスのテーパードパンツで品よくアジャスト」。

コート¥59,000/ダイワ ピア39(グローブライド) フリースジャケット¥12,000/エディ・バウアー(ハンドイントゥリーショールーム) シャツ¥37,000/アクネ ストゥディオズ(アクネ ストゥディオズ アオヤマ) パンツ¥38,000/ベルナール ザンス(アイネックス) シューズ¥34,000/ロア(Diptrics)


スタイリストが指南! アウトドアアウターの画像_3

ロスコのスーパービッグなMA-1に頼ってみる ー 千野潤也さん

「何より重要なのはサイズ感。ケルティのアノラックも、それ自体が相当ビッグシルエットですが、その上にさらにバカでかいロスコの3XLのMA-1をガバッとはおって。ロスコは、アメリカ本国のサイトで最大9XLまで展開しているので、簡単に理想のビッグサイズが手に入ります!」。

MA-1ジャケット$66.99(=約¥6,987)/ロスコ アノラック¥11,800/ケルティ(ゴコウ) パンツ¥9,000/ロサンゼルスアパレル(ダメージドーン セカンド) ブーツ¥6,000/ムーンスター(ムーンスター カスタマーセンター)




Photos:Taro Hirayama
Hair&Make-up:AMANO
Stylist:Junya Chino Masanori Takahashi Shuhei Yoshida
Models:Charles Danile Fabian

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