アウトドアウェアをいかにガチに見せずにデイリーに取り入れられるか?プロに聞くのがいちばんだ。回答してくれた3人は、本格アウトドアとはいっさい無縁の「文化系」。100%、ファッション目線なのでご安心を。
回答してくれたのはこの3人!
吉田周平さん
スタイリスト宇佐美陽平氏に師事。洋服はオールドクラシック派。野暮ったさギリギリの提案多め。B級グルメ愛好家。
高橋正典さん
スタイリスト壽村太一氏に師事。私服のスタイリングは99%黒。誌面のスタイリングも基本シック。ストリートもいける。
千野潤也さん
スタイリスト二村毅氏に師事。今回はアーバンでモダンなアウトドアMIXスタイルを提案。「超ひも理論」特集も担当。
レトロなアウトドアウェアを渋くなりすぎずに着こなすには?
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アノラックのハーフジップの首元にガツンとイエロー! ー 吉田周平さん
「この何とも言えないくすんだブルーの色味やぽってりしたフォルムが、昔懐かしいアノラック。でも実は、ハーフジップって今っぽいレイヤード向きなんです。首元に蛍光イエローを効かせて、ボトムにパキッとした白パンをチョイス。トップスもパンツもゆったりコーディネート」。
アノラック¥59,000/イズネス(alpha PR) ポロシャツ¥20,500/ストーンアイランド パンツ¥72,000/クリスタセヤ(シップス 渋谷店) デッキシューズ¥18,000/ティンバーランド(ティンバーランド/VFジャパン)
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’80-’90sをアップデートするカギはパンツのシルエット ー 高橋正典さん
「’80~’90年代に流行ったエディ・バウアーの“EB TEK”シリーズの復刻フリースがかわいい。’90sなネルシャツを挟んで色味を抑え、ベルナール ザンスのテーパードパンツで品よくアジャスト」。
コート¥59,000/ダイワ ピア39(グローブライド) フリースジャケット¥12,000/エディ・バウアー(ハンドイントゥリーショールーム) シャツ¥37,000/アクネ ストゥディオズ(アクネ ストゥディオズ アオヤマ) パンツ¥38,000/ベルナール ザンス(アイネックス) シューズ¥34,000/ロア(Diptrics)
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ロスコのスーパービッグなMA-1に頼ってみる ー 千野潤也さん
「何より重要なのはサイズ感。ケルティのアノラックも、それ自体が相当ビッグシルエットですが、その上にさらにバカでかいロスコの3XLのMA-1をガバッとはおって。ロスコは、アメリカ本国のサイトで最大9XLまで展開しているので、簡単に理想のビッグサイズが手に入ります!」。
MA-1ジャケット$66.99(=約¥6,987)/ロスコ アノラック¥11,800/ケルティ(ゴコウ) パンツ¥9,000/ロサンゼルスアパレル(ダメージドーン セカンド) ブーツ¥6,000/ムーンスター(ムーンスター カスタマーセンター)
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Hair&Make-up:AMANO
Stylist:Junya Chino Masanori Takahashi Shuhei Yoshida
Models:Charles Danile Fabian