昨年11月に約9年ぶりに復活し、爆発的ヒットを飛ばしたユニクロの「+J」が継続。待望の2021年春夏が3月19日に発売となる。その前に、WEBUOMOスタッフがいち早くプレスルームにお邪魔。大人男子にオススメの即完売必至アイテムを厳選して紹介する。後編は「ネイビーじゃないほう」をピックアップ。
①スーピマコットンプリントT(半袖) ¥1,990
H條:この柄は・・・困っちゃったクリオネさん?
Y神:おそらく今春夏のテーマ“Quiet Optimism”を象徴する天使かもしれないね。
H條:ジル・サンダーさんの祖国・ドイツにこんなジェスチャーあったかしら。とりあえず、3月19日(金)発売の「+J(プラスジェイ)」を一足お先に試着するルポ記事、後編の「ネイビーじゃないほう編」をお届けします。
H條:花紺や茄子紺のような明るいネイビーが載せられたミリタリー調のアイテムは、またもや争奪戦必至。大人男子にとって春夏ワードローブの最右翼になりそう。
Y神:これ、ネイビーだけじゃなくブラックもあるのよね?
Y神:ホントだ。ペロっとめくると「+J」と書いてある!
H條:隠れミッキーみたいな「+J」のタグは、このブルゾンだけのデザインです。
Y神:ネイビーよりもブラック派のH條さんはこちらが買いですね!
H條:あと、こちらの女性がH條さんではないので念のため。ユニクロの広報さんです。いつもいつもありがとうございます。
Y神:ありがとうございます。
Y神:うむ。今春夏のカラーパレットはネイビー・ブラック・ホワイトの3色に加えて、ネイビーストライプやコンクリートグレーなど。スタンダードなカラーや柄が徹底的に吟味され、厳選されている気がする。ネイビーやブルーが目立つけど、他のベーシックカラーも使い勝手がすこぶるよい。
H條:そうなんですよ。手前に並ぶカーキとオリーブグリーンのカラーに注目してください。
②スーピマコットンオーバーサイズスタンドカラーシャツ ¥3,990
H條:では、後編のお勧めアイテムは僕から。「ユニクロ」で定評のあるスーピマコットンを使用したスタンドカラーシャツが大人男子にハマりそう。色はオリーブがいい感じで、まるでミリタリーユニフォームのようです。
Y神:そういえば、前秋冬の「+J」でもスタンドカラーシャツは人気だったよね。襟すらそぎ落とす、まさにミニマリストのジル・サンダーさんっぽいデザインかと。
③オーバーサイズフーデッド ハーフコート(左) ¥14,900
H條:前編で紹介したMA-1風ブルゾンのほかにも春アウターは粒揃い。手前のマウンテンパーカはミドル丈、奥のモッズコートはひざ下まですっぽり。
Y神:オンオフ問わず、ビジネススーツまで対応できそうなライトコートだね。
H條:ディスプレイでは両方ともブラック。3月19日の発売日付近は、このあたりの需要が高いかも。
Y神:この並びを見ると、前秋冬の「+J」のキーヴィジュアルに使用されていたミドル丈とロング丈のダウンジャケットを思い出してしまうよ。
④オーバーサイズフーデッドロングコート ¥14,900
H條:なるほど。この着丈は、爆発的に売れたホワイトのロングダウンを彷彿とさせるかもしれません。価格も今春夏はウールテーラードジャケットが最高値の17,900円で、それに匹敵します。それでも1万円台ですが。
Y神:大人のファッション上級者にはホワイトをリコメンド。ピュアなモッズテイストで攻めて欲しい。
H條:インスピレーション源はアメリカ軍の「M-51」だと思います。ポケットの付き方が本来の斜めフラップではなくシンプルなボックスタイプで、ミリタリー過ぎない普遍性のあるデザインに落とし込まれています。
H條:不織布の白マスクにも合いそうです。
⑤スーピマコットンリラックスフィットクルーT(半袖) ¥1,500
Y神:ホワイト繋がりで無地の白Tシャツもリコメンド。エアリズムでもなんでもない通常のスーピマコットン製。全体的にルーズだけれども、クルーネックの縫製はしっかりしていて、しかも適度な余裕がある。この押し引きのバランスは、絶対に計算しているはず。
H條:ただの白Tシャツでこれだけ語れるとは・・・。
Y神:ミニマルデザインの最終形態かと。さすがジル・サンダーさん。1,500円だし、何枚あってもいいよね。夏のマイ・スタンダードはユニクロユーのエアリズムTとこれで決まりかも!
⑥リラックスフィットポロシャツ(半袖) ¥2,990
Y神:同じくミニマルなポロシャツもお気に入り。袖リブがないデザイン&鹿の子素材ではないカットソー地での提案で、スポーツ感は控えめ。シルエットはリラックスフィットのドロップショルダー。フロントボタンもよく見ると第2ボタンは比翼で隠れているんです。これは「おじさんぽくみえない」ポロシャツの最終形態では?
Y神:前編で紹介したカーゴショーツとのコーディネートはがお勧め。個人的にはトップス白、ボトムネイビーでユニフォームっぽくいきたい。
H條:非常に純度が高い。これは、ジル・サンダーさんのクリエイションの世界観に近いような気がします。
H條:おおもとのミリタリーチノーズ好きにはたまらない。深めのワンタック入りで、締め付けの少ないワイドシルエットを楽しめます。これも、右のフラップポケットのみをそぎ落とすことでオリジナリティを出すという。
Y神:これも、マイナスのデザインかと。
Y神:トップスもナチュラルカラーのワントーンでまとめると、ぐっとトレンド感マシマシなコーディネートになりますね。
H條:これもまた、「+J」2021年春夏のテーマである“Quiet Optimism”を象徴するルックかと。穏やかで、前向きな、そんな空気感。
Y神:いかにも。
H條:「ネイビーじゃないほう」派、とくにブラック派の大人は年初に発売された「UNIQLO U(ユニクロ ユー)」と比較しつつ厳選チョイスでしょうか。テック素材なら「+J」でコットン派なら「ユニクロ ユー」、ストレートデニム派は「+J」でワイドテーパードデニム派は「ユニクロ ユー」みたいな選び方もありです。
Y神:たしかに。あと試着してみて思ったのは、全体的に昨シーズンよりフィット感はさらにゆったりめ。普段はXLを選ぶことも多いけど、このコレクションではLでいいかなと思うアイテムが多かった。オンライン購入でサイズに迷ったら、下のサイズを選んでもいいかもしれません!いずれにしろ、3月19日の発売日が今から楽しみ。
⑦スーピマコットンプリントT(半袖) ¥1,990
H條:では最後に、「ユニクロ」で配布される冊子「LifeWear magazine」から、ジル・サンダーさんの掲載インタビューをちょいと拝借。
―――ズバリ、ヘルシーであり続けるためには?
ジル・サンダー:「ポジティブであること。自分のクリエイティブな夢をためらわずに実現していくことです」
Y神:ふむふむ・・・って、ちょっと待って。この柄はどういう意味なんですか? ジル・サンダーさん!
ユニクロ「+J」をおさらい!
デザイナー:ジル・サンダー / 発売日:2021年3月19日(金) / 発売店舗:全国のユニクロ店舗とオンラインストア
+J 特設サイト:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/collaboration/plusj/21ss/
※価格は全て税別です。