コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。レインメーカーの渡部宏一さんは自分のまわりの人を応援したいというマインドの変化はあったものの、スラックス&革靴というファッションの基本スタイルに変化はなし。
【MY STANDARD 100 #92】 渡部宏一さん(レインメーカー デザイナー) レインメーカーのストレッチワイドトラウザーズ
ストレッチワイドトラウザーズ¥38,800/レインメーカー
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ウエスト部分にもストレッチ性を入れた こだわりのワイドトラウザーズ
外出を控えるようになったので、休日は自宅でゆっくり過ごす時間が増えました。そのせいか家具や雑貨、食器など日常をより豊かに彩ってくれるモノを求めるように。何かを購入する際には以前にも増して、知っている方々から購入したい=応援したい、という意識が強まりました。
というのも、昨年4~5月の自粛期間に「大変な時期だろうからこそ、応援したい」と毎週のように通ってくださった方や、外出はしづらいから通販でと、たくさんの顧客の皆様にお力添えをいただき、とても励まされたからです。たくさんの温かい気持ちにふれ、自分自身もそんなふうに行動して、つないでいきたいと強く感じました。
マインドの変化はありましたが、自身のファッションやスタイルに変化はありません。ここ数年、いちばん着用率が高いのはレインメーカーのストレッチワイドトラウザーズ。シルエットや仕立てのよさはもちろんですが、高い伸縮性と温もりを備えた素材を使用しているのではき心地も抜群です。季節を問わずスラックスと革靴がMY STANDARDなコーディネート。秋冬はこれにロングコートを合わせます。
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ミルのオーバーサイズドベルテッドコートとワイドトラウザーズだと全身黒で重くなりすぎるので、レインメーカーの花柄トレンチコートをインナーに入れて軽さと華やかさを添え、ビエロのカシミヤシルクのニットストールで着こなしに動きをつけました。素材のいいものはやっぱり気分が上がりますね。
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このワイドトラウザーズは縫製のスタイルとしてはかっちりしたドレスパンツ。生地のストレッチ性を活かすため、ベルト芯にもストレッチ性のあるものを使用しています。ウエストに伸縮性を持たせてサイドアジャスターも付けているので、ベルトなしできれいにはけるのも、ひそかなこだわりです。
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おしゃれな大人が愛用するパンツ
レインメーカー TEL:075-708-2280
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori