外出自粛、リモートワーク…。それに伴い、おしゃれな大人たちのコーデにも変化が。彼らがこの冬「やめてみた」こととは? ◆おしゃれな大人がこの冬「やめてみた」10のこと(後編) やめたこと#01|黒ばかり着るのをやめてみた 大溝 大さん(35歳/会社員) 素材の表情やサイズ感を変えながら、絶妙なバランスで全身をグレーにまとめた大溝さん。「前から黒を着ることが好きだったのですが、最近は冬場でも真っ黒で固めるのは重いと思うようになって、黒の分量が多くならないよう常に意識しています。今日のようなグレーやブラック系のデニムを合わせることも多いですね」。はいているサスクワッチファブリックスのデニムは、昔買ったものを引っ張り出した。「近年、自分の中でグレーやブラック系のデニムはお気に入り。結構な数を持っているのですが、コロナ太りで10kg増えてしまい、一時期はそのほとんどがキツくはけない状態に…。でもやはりきれいにはきたいですから、2カ月で戻しました(笑)」。 やめたこと#02|眉毛いじるのやめてみた 清水一臣さん(39歳/アパレル) ヘドメイナーのビッグシャツにアンユーズドのデニムを合わせた清水さんは、小物でコーディネートを品よく仕上げた。「今までずっと自分の眉毛の形が好きではなくて、きっちりと山形に整えていないと落ち着かなかったんです。ところが自粛中に人に会わないことを理由にほったらかしていたら、意外とそっちのほうがよくて(笑)。それまでの変な思い込みから解放されました!」。6月ぐらいまでは通販を利用することが多かったこともあり、外に行けるようになってからは反動で対面でのショッピングを積極的に楽しむようになった。「今日も気づいたらレショップのスタッフと1時間ぐらい話し込んでました」。 やめたこと#03|衝動買いするのをやめてみた 溝口健太さん(32歳/介護士) ビームスのロング丈のコーチジャケットに、ギャップのスリムなチノパンを合わせて大人っぽいストリートスタイルに。「スニーカーをメインでコーディネートしました」と話す溝口さんの足元はナイキとワコマリアのコラボ。 やめたこと#04|チャンピオンのパンツ、古着をやめてみた 難波佑馬さん(31歳/LANTIKI バイヤー・VMD) 「スウェット上下が鉄板」の難波さんは、’80sなサイケデリックな花柄のボアジャケットを重ねて。「チャンピオンのリバースウィーブのパンツは、古着のステッチがない内巻きデザインが好きでたくさん持っているんですが、散歩の時間が増え、普段ばきには実は不便だと気づきました。なぜならポケットがないから…。思い切って現行モデルに手を出したら快適で手放せなくなりました」。服だけでなく暮らしにも快適さを求めるように。「アプリを使ってたばこをやめるのに成功しました。最近は積極的にフルーツも食べるようになって、健康そのものです」。 やめたこと#05|ネイビー以外の色、買うのをやめてみた 岡田大秀さん(25歳/会社員) 大好きなネイビートーンをサンリミットのストライプシャツでクリーンに仕上げた岡田さん。「最近選ぶアイテムは本当にネイビーばかり。この前もジョン スメドレーのネイビーのコートとシャツジャケットを買いました。モードやストリートなどを経て、ようやく自分にしっくりくる色に出会えたんです。家で過ごす時間が増えてからは生活にリズムをつくりたいと身体を鍛えはじめました。初めは胸だけでも3種類のメニューをこなすなどストイックにやっていたのですが、もともと野球をしていたせいか洋服が似合わないくらい筋肉がつきすぎてしまって…(笑)。今は週2~3回ぐらいに抑えています」。 小さいバッグも「やめてみた」 ◆おしゃれな大人のバッグの中身〜ポーターのヘルメットバッグ編 ◆おしゃれな大人のバッグの中身〜プラダのバックパック編