コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。WITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。アルファPRの霜降高明さんは気負わずラクでおしゃれに見える、自分のスタイルが時代の定番になってきたと再認識。
【MY STANDARD 100 #88】 霜降高明さん(アルファPRディレクター/38歳) ゴールドウインのストレッチトラウザーズ
ワンタックテーパードストレッチトラウザーズ¥22,000/ゴールドウイン(ゴールドウイン 丸の内)
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家でも仕事でも。いつでもどこでも快適な ストレッチナイロンのイージートラウザーズ
この状況下で自分のスタンダードが、世の中のスタンダードになりつつあるのでは? と感じています。自分は割とズボラな性格で、セットアップや、セパレートでも多様性がある機能的なモノが前から好きでした。自宅でラクに着られて、そのままパッと外に出て、なおかつサマになるモノ。自分のスタイルは変わっていません。逆に今の時代が僕のスタイルと近しい感覚になったのかなと。
もともと手ぶら派でしたが、バッグを持ち歩くことはさらに減り、ウェアに頼っています。収納が多い服を好んで着ていますね。バッグを持つ場合は、小さいバッグで持ち物を最低限に。アクセサリーはほぼ、身につけなくなってしまいました。今のような、ノマド的な働き方においては必要以上の装飾を僕は避けてしまいます。
MY STANDARDアイテムとしてハズせないのが、ストレッチ性のある機能的なパンツ類。ゴールドウインの定番は優秀で、この1年間、出番が本当に多かった。ストレッチ性のあるナイロンツイル生地をワンタック入れてワイドに仕上げています。テーパードシルエットだからすっきり見えて、ウエストはバックル仕様で着脱もラク。家でも、仕事でも、屋外でもまさに万能な一本。
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きょうは少し暖かかったので、ラキネスのサファリジャケットとコンバース×オーラリーのオールスターで春を先取りしたコーディネートに。ジャケットは春夏に取り入れたいヘンプのキャンバス素材。アイボリーの上品な色合いがミリタリーテイストを抑えてくれます。足もとには鮮やかなピンク色で気持ちが上がるアクセントを。
ナチュラルな風合いですが、ドライタッチのナイロン素材。快適なので同素材のジャケットもそろえていて、セットアップで着ることもしばしば。ラキネスのジャケットはポケットが多くてかつスタイリッシュで、まさに手ぶらでおしゃれ見えがかなう組み合わせ。
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左の腰ポケット内側にはファスナー付きセキュリティポケットがあり、鍵や小銭などの収納に重宝です。バックポケットは、ヒップラインに沿うよう、カーブさせた切り替えラインを生かして配置されています。シンプルなこのパンツをさらにスマートに見せてくれます。
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おしゃれな大人のMY STANDARDなイージーパンツ
ゴールドウイン 丸の内 TEL:03-6268-0037
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori