コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。ビオトープの迫村 岳さんは、精神的な豊かさを与えてくれるアイテムが新しい日常の必需品と考える。
【MY STANDARD 100 #79】 迫村 岳さん(ビオトープ ディレクター/41歳) コモリ フォー ビオトープのシルクフリースシャツ
エクスクルーシブシャツ¥61,000/コモリ フォー ビオトープ(ビオトープ)
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日常を豊かな気持ちにしてくれる シルク100%のフリースアイテム
コロナ禍で今までのように海外に気軽に旅行したりすることができなくなりました。旅に出ることや、出かけた先での出会いなどに、いろいろな刺激を受けて仕事をしていたのだなと、改めてその重要性を認識しています。ライフスタイル全般において物質的な豊かさと、精神的な豊かさを見直しています。そんなプロセスを経て、仕事をするモチベーションにも変化がでました。
ファッションに関しても大きく趣向は変わりませんが、自分がどこにいても、どんなときでも、精神的に豊かな気持ちになれるアイテムがやっぱりいいなと思っています。そういう意味で素材の上質さというのは、五感に訴える分、自分の中で重要さの度合いが増した気がします。
秋冬シーズン、小森さんとつくったシルクフリースアイテムは、新しいスタンダードにふさわしいと思っています。僕が着ているのはコモリオリジナルのシルク100%フリース生地を使ったCPOシャツ。デザインはベーシックでデイリーユースにぴったりですが、贅沢な素材感が気持ちを豊かにしてくれます。
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ゆったりとしたサイズ感なのでワンピース オブ ロックのGジャンの上にガバッと羽織ったりというアウター的な着方も可能です。WITHコロナで自転車通勤するようになったのですが、このシルクフリースシャツをミドルインナーにするととても温かいし、光沢のある素材感が着こなしに奥行を出してくれるので重宝しています。
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きれいめに着こなす人が多いコモリですが、ディテールへのこだわりやインスピレーションソースなどを考えると、実はワークスタイルへの収まりもとてもいい。だから僕はGジャンやワークブーツとよく合わせています。
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ビオトープ(ジュンカスタマーセンター) TEL:0120-298-133
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori