2021.01.10
最終更新日:2024.03.07

【MY STANDARD 100】普通のようで普通でない魅力。「マーティー アンド サンズ」のシャツ

コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。フィギュアインクの早川雄介さんは自分のスタイルを見つめた結果、「普通なようで普通ではない」と感じるモノに愛着を感じるようになった。

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【MY STANDARD 100 #71】 早川雄介さん(フィギュアインク ディレクター/39歳) マーティー アンド サンズのシャツ



生地感や色で意外な変化が楽しめる 「普通なようで普通ではない」シャツ

「わざわざ」という言葉が頭の中に常駐するようになりました。「モノ・コト・ヒト」という3ワードを近年よく目や耳にしていましたが、何が無駄で何が大切かを考えるようになったということだと感じます。「わざわざ〇〇する必要があるのか?」と置き換えることができるかと思いますが、とどのつまりドライに考えることが増えたかもしれません。



昔から続くモノなどは見直したり興味を持ったりするようになりました。逆に中途半端なモノや特色のないモノにはほとんど見向きもしなくなった気がします。特に服に対しては、ただつくりがよいだけ、ただ新しいだけというモノに食指が動くことはなくなり、その結果、「普通なんだけれども、普通ではない」と感じるモノや、特別な何かを感じさせる服、また経年変化しても愛着が持てるようなモノだけを求めるように。






マーティー アンド サンズのジャケットとカーハートの古着パンツにジョンロブのタッセルローファーでコーディネートしました。着こなしは破れたり、色褪せた古着に高級革靴を合わせたりして「カジュアルでもどこかエレガント」な雰囲気を大事にしています。







フィギュアインク ショールーム info@figureinc.jp

Photos:Naoki Seo(still) 
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori

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