2020年も終了する頃合いだが、年明け以降に発売される2021年春夏のユニクロもどうやら安定の豊作予測。展示会にお邪魔して、編集部員のY神とH條が売れ筋アイテムをいち早く解説するルポ記事はもはや恒例。「メインライン」「ユニクロ ユー」に続き、都合3度目となるラストは「ユニクロ アンド JW アンダーソン」だ。
Y神:まじっすか。今回のルポ記事は、すでに公開した「UNIQLO(ユニクロ)」2021年春夏展示会取材での「メインライン」と「ユニクロ ユー」の続き。期待の「UNIQLO and JW ANDERSON(ユニクロ アンド JW アンダーソン)」を速報しちゃいましょう。
H條:都合3本目の本稿で締めとなります。なぜか大人の事情で1週間寝かせていたという・・・。
ガーデニングトート・キャップ・靴下|価格未定
Y神:そのへんの事情は置いといてさしあげて。
H條:他社さんも忖度なくUPしてたもんで遅れてうちでもUPです。アイテム名もH條が勝手に付けた仮状態。
Y神:いかにも。価格もすべて未定です。
H條:とにかく2020年下半期でたぶん1番驚いたんですけど、来春夏の「ユニクロ アンド JW アンダーソン」はカントリーテイスト!? いっそ、ガーデニング!?
ガーデニングトート・デニムキャップ|価格未定
Y神:そのようだね。ボクもジョナサン・アンダーソンさんと同じ気分だったりする。とにかく2020年は社会的にも世間的にもいろいろありすぎた感があるから、都会を離れてひっそりとお花畑に囲まれて癒されたい。
H條:ほっこりしますね。ワンポイントになる一輪の花も印象的。いや、二輪か。
Y神:かわいい。なんの花でしょう。
H條:マーガレットかと思いましたが、青い花弁から推測するにブルーデイジーですね。花言葉は「恵まれている」「幸福」などのポジティブイメージ。
H條:このコラボを振り返ってみると、去年の2019年春夏は港町、2019年秋冬はアウトドア、2020年春夏はカントリーで、最新の秋冬でようやくノッティングヒルの都会に出てきたかと思いきや、次の2021年春夏ではカントリーもカントリーで庭いじり・・・。
Y神:ジョナサンのインスピレーションは英国中を駆け巡っているんだね。
Y神:カラフルでピースフルなコレクション。ヴィヴィッドでもなくキュートでもなく、大人でも大丈夫そうな落ち着いた雰囲気です。ついつい手が伸びちゃいました。
H條:先行発売会とかではなくて展示会取材ですので誤解なきよう。
ワークジーンズ(ヒッコリーストライプ)|価格未定
Y神:チェックしたのはワークテイストのデニムでした。股上も深くサイドも屈強のステッチが施されていて、Dカンには工具も引っ掛けられそう。
H條:めっちゃタフですね。ヒッコリーストライプは伐採職人のために作られた生地ですから、これはまさに本気仕様かと。70年代から80年代の古着のデニムでよく見かける生地感です。
Y神:伐採職人?
H條:はい、伐採(ばっさい)。林業メインでもともとヒッコリー(Hickory)もクルミ科ペカン属の木の一般名です。
ワークジーンズ(インディゴ)|価格未定
Y神:通常のインディゴデニムもあったよ。ストーンウオッシュもケミカルでラフな感じ。カントリーにワークテイストまで入っとる。
H條:個人的には、ワードローブにないデザインなのでマストバイかしら。来春夏の「ユニクロ アンド JW アンダーソン」にはリジットの濃紺はない模様ですね。
Y神:リジットは「ユニクロ ユー」で見つけたから大丈夫です。サイズ違いで4本くらいまとめ買いするつもり。
2タック入りショーツ|価格未定
H條:春夏シーズンなんでショーツもありました。いつものジョナサンならウエストゴム仕様だったかと思うんですが、ベルトでがっつり締めるタイプ。ツータックで裾もゆったりめ。
Y神:そうね。庭先でしゃがんでブルーデイジーに水をあげたいスタイル。
Y神:全体的にナチュラルテイスト。普通のオーセンティックなベージュ色のチノパンなんて、ほんと久しぶりに見たかも。モードな雰囲気よりもファッションの温かみを感じさせます。
H條:2020年の「ユニクロ」コラボはもう、毎回争奪戦必至で狂騒染みていましたもんね。
Y神:そうそう。たまには自然体でお買い物もいいじゃない。
ポケットTシャツ・ワンポイントTシャツ|価格未定
H條:ポケTのポケット周りのステッチワークが来春夏っぽい。
Y神:胸のワンポイントにデイジーちゃん。
H條:おや?
Y神:どしました?
H條:先ほどのアイテムは青い花弁だったのでブルーデイジーだと推測しましたが。黄色の花弁ですとやっぱりマーガレットのような・・・。
ワンポイントポロシャツ|価格未定
Y神:相変わらず変なところに細かいよねH條さん。英文でもフラワーエンブロイダリーって書いてあったし、お花でいいじゃん。
H條:だって、花言葉が変わってくるんですよ。マーガレットの花言葉は「心に秘めた愛」です。
Y神:まじっすか。
H條:マーガレットの花弁をむしりながら、「好き、嫌い、好き、嫌い・・・」ってよくやりますよね。
Y神:ま、まさか、その花言葉にジョナサンの想いが隠されている・・・!?
バケットハット(デニム)|価格未定
H條:というわけで、ラストはバケットハットです。「JW」のロゴ刺繍と、縁の部分にステッチワーク入り。このデニム素材は絶対に買います。ねぇ、Y神パイセン?
バケットハット(コットンツイル)|価格未定
H條:はうわっ! すでに試着しているし、違う色だし!
Y神:ベージュ色に一目ぼれ。チノパンと合わそうかな。
H條:ルポ記事を読んでる馴染みのプレスさんによりますと、Y神パイセンとH條さんは好みもセンスも真逆だという認識だそうです。
Y神:いかにも。お互い真逆だからこそ、いろんなアイテムをいろんな斬り口で紹介できるんだよ。
Y神:そういえばボクだけH條さんにいろいろ写真が撮られていたね。ちなみにH條さんは、ジェイソン・ポランさんの絵の中では、左下のグループサウンズみたいな長髪ヒッピーメガネ君に似ています。
H條:来年も取材、頑張ります。
2020年「ユニクロ アンド JW アンダーソン」を一気見
発売日:2021年春(※未定) / コラボデザイナー:ジョナサン・アンダーソン
https://www.uniqlo.com/jp/ja/