コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。WITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。TNPの山川明男さんはスタイルに変化はないものの、機能素材が搭載されたアイテムを要所に取り入れることが増えた。
【MY STANDARD 100 #57】 ノンネイティブのソルジャーコート 山川明男さん(TNP PR/39歳)
ソルジャーコート¥73,800/ノンネイティブ(ベンダー)
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テイストは変わらずGORE-TEX素材で アップデートされたモッズコート
寄り道せずに帰ることが多くなって、行動範囲が以前より狭くなりました。仕事場は渋谷に近い都心ですが、中心部へはめっきり行かなくなりましたね。仕事量は変わらずですが、自社ECサイト、カバーコードなどWEBの仕事がメインになって、内容が少し変わってきています。
とはいえ、服装やスタイルは変わっていません。1年中ずっとデニムを愛用し、冬になるとブーツをはき、ミリタリーテイストのアウターが好きと。アウター類は素材にこだわるようになったかもしれません。GORE-TEXなど機能素材は日常生活をより快適にしてくれるものだと、常々感じています。
このコートは一見、普通のモッズコートみたいですがGORE-TEX素材。仕事柄、移動やロケ撮影の立ち合いなども多いので、防風性に特化したGORE-TEX INFINIUM™のコートは欠かせません。冷たい風を防いでくれるから、これ一着あれば日本の寒い冬も乗り切れます!
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きょうも撮影の立ち合いがあり、インナーにはポーラテックフリースのトップスを着ています。フード内蔵だから、中に厚手のインナーを仕込めばあれこれレイヤードをして寒さ対策をしなくても十分温かい。ボトムはノンネイティブのジーンズにブランドストーンのブーツ。もう少し寒くなったらストールや手袋、帽子などを足します。
袖口にはフィット感が調整できるファスナーがあしらわれ、ウエストはドローコード付きで絞って着ることも可能。別売りの専用ライナーを取り付けることもできます。個人的にはミリタリーものにはない、パッカリング(ステッチのひきつれ)がきいているのもデザインのアクセントになっていていいなと。
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白タグが目印のGORE-TEX INFINIUM™は、防水性はないものの防風性は抜群で、しかも軽量でゴワゴワ感のない素材。ファスナーとマグネットタイプのドットボタンで着脱がしやすいところも気に入っています。
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おしゃれな大人の「MY STANDARD」な靴
ベンダー TEL:03-6452-3072
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori