ここ最近、モダナイズされることも多い4種類のミリタリーウェアを使って、本誌でもお馴染みのスタイリストがコーディネートバトル! 三者三様のスタイリングから“ガチモノ”の着こなしの正解を考える。
BDU JACKET
[ BDUジャケット ]
![定番ミリタリー「BDUジャケット」、スタの画像_1](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/110118/2020_12_202101_militaly01_img1.jpg)
薄手でシンプルだからインナー使いしやすい
![豊島 猛さんプロフィール画像](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/110118/2020_12_202101_militaly_toyoshima.png)
BDUジャケットは前身頃についた4つのフラップポケットがアイコニックです。エポーレットがつくM-65ジャケットなどと比べるとデザインを削ぎ落とした表情で、シンプル志向の今の時代に合っているミリタリーウェアだと思います。リップストップのコットンナイロン生地は厚くないのでインナーに抜擢してももたつきません。ミリタリーの武骨なイメージを、白のワイドパンツでクリーンな印象へと導いています。
デッドストックのジャケット¥8,900/ハレル コート¥98,000・パンツ¥30,000/コモリ(ワグ インク) タートルネックニット¥19,000/ピーターギーソン(グラストンベリー ショールーム) シューズ¥31,800/パドモア&バーンズ(グーニー PR)
![定番ミリタリー「BDUジャケット」、スタの画像_2](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/110118/2020_12_202101_militaly01_img2.jpg)
あの名作映画から着想を得ました
![池田尚輝さんプロフィール画像](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/110118/2020_12_202101_militaly_ikeda.png)
BDUジャケットには黒や迷彩もありますが、無地のベージュは上品に着やすい。王道ですが映画『アニー・ホール』でウディ・アレンが演じたアルビーの服装をヒントに。軍用ジャケットにチェックシャツ、タートルニットという組み合わせは同じですが、ジャケット含めモノトーンに徹して土くささを払拭、大人っぽく都会的に演出。リムの細いメガネや小顔のヴィンテージ時計も繊細な雰囲気づくりに一役買っています。
デッドストックのジャケット¥8,900/ハレル シャツ¥26,000/インディビジュアライズド シャツ(ユーソニアングッズストア バイ インディビジュアライズドシャツ) タートルネックカットソー¥18,000/グラフペーパー パンツ¥24,000/ディストリクト ユナイテッドアローズ メガネ¥45,000/アヤメ ベルト¥12,000/インテリム(アンドフェブ) ヴィンテージの時計¥228,000/江口時計店 シューズ¥23,000/クラークス オリジナルズ(クラークスジャパン) バッグ¥35,000/アエタ(alpha PR) ソックス/私物
ストリートからモードまでカバーするスタイリングの守備範囲の広さはピカイチ。その博覧強記ぶりに編集部の信頼も厚い。経験と知識を武器に、ミリタリーウェアを独自の味つけで料理。
池田尚輝さん
アートや建築、洋服でもヴィンテージに詳しく、ミリタリーアイテムへの造詣も深い。玄人筋を納得させながら、今の空気感をとらえた絶妙なスタイリングはミリタリー初心者にも優しい。
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Hair&Make-up:AMANO
Stylist:Naoki Ikeda Shun Katakai Takeshi Toyoshima
Model:Rihito[UOMO Model]
Composition&Text:Masato Nachi