コロナ禍をきっかけにスタートした新しい日常で、ライフスタイルが変わったという人は多い。洋服やモノへの考え方はどうか? 個人的定番は不変? それとも新定番が生まれたか。この連載ではWITHコロナ時代のスタンダードアイテムを100人に聞く。エストネーションの鷲頭直樹さんは、アメカジを上質素材のチェックシャツでアップデート。
【MY STANDARD 100 #29】 エストネーションのカシミヤ混チェックシャツ 鷲頭直樹さん(エストネーション メンズディレクター/47歳)
カシミヤ混チェックシャツ¥26,000/エストネーション
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アメカジの王道チェックシャツが カシミヤ混で大人のアイテムに
コロナで変わったことは、外出をなるべく抑えるようになったことです。これまではイベントや会食なども多かったのですが、今はだいぶ減りました。個人的にも不要な外出はあまりしていません。服装に関しては、自分のベースにあるアメカジとラグジュアリーなものをニュートラルにセレクトするスタンスは変わっていません。
ベースは変わらずとも、少し、機能性や着心地は意識するようになりました。チェックシャツは20年以上、自分のスタンダードアイテムですが、最近は着心地や上質な素材であることが、選ぶときのポイントに加わりました。
新しいMY STANDARDアイテムとしてワードローブに加わったのが、このカシミヤ混のオンブレチェックシャツ。外に出かけていくことよりも在宅ワークなど家時間が増えたことで、自分の好きなアイテムもできるだけ心地よい素材をチョイス。このシャツは肌ざわりが非常にやわらかく、ごわごわ感がまったくないので、今の気分にマッチしています。
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最近はいつも、どこかリラックス感のあるスタイル。きょうもヴォート メイク ニュー クローズのパンツの足もとはビズビムのサンダルです。カーキのコットンパンツはモダンなテーパードシルエットのクロップ丈。カットオフされた裾や、デザイン性の高いサンダルを合わせることでアメカジベースのスタイルをアップデートしました。
肩がややドロップしていますがビッグシルエットすぎず、大人のカジュアルシャツに仕上がっています。インでもオーバーでもバランスよく見える、絶妙な着丈。
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カシミヤ混だからナチュラルな起毛感があり、とにかく肌ざわりがいい。ワークウエア風の両胸ポケットのディテールは、羽織りものとしても活用しやすくいろいろな着方を楽しんでいます。
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着心地で選べばやっぱり「カシミヤ」
エストネーション TEL:0120-503-971
Photos:Naoki Seo(still)
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori
Stylist:Takumi Urisaka
Composition & Text:Hisami Kotakemori