6万球の緑の雨が降る！
世界のコンテンポラリーダンスを牽引する振付家であり、「2024年パリ・パラリンピック」開会式の演出・振付監督でも注目を集めたアレクサンダー・エクマン（Alexander Ekman）が、パリ・オペラ座バレエ団のためにコンテンポラリーダンスパフォーマンスの『PLAY』を創作。2017年に初演された話題作の最新版『PLAY Alexander Ekman / Opéra de Paris』が、2024年12月から今年1月にかけて“オペラ座（l'Opéra）”の名で知られるパリ9区のガルニエ宮（Palais Garnier）で再演され、批評家たちの称賛を集めた。
この名作『PLAY』が、7月25日(金)から7月27日(日)の3日間、新国立劇場にやって来る。
こちらがスウェーデン・ストックホルム出身のアレクサンダー・エクマン（1984年1月12日～）。「私はいつも、より多くの人が共感できるテーマを探しています。子供の頃は当たり前のように遊ぶことを楽しめたのに、大人になるにつれて遊ぶことをやめてしまい、少しずつ苦手意識がでてくることに疑問を投げかけ、私たちが“遊び”とどのように向き合いたいのかを考えるきっかけになる作品を作りたかったのです」と、本作を創作するにあたってのモチベーションを語っている。
パリ・オペラ座での公演模様をピックアップ。
「第一幕」は子供時代を想起させる自然な“遊び”を表現し、対照的に「第二幕」では、“遊び心”を失い真面目なルーティンに疲弊する大人の世界に変遷してゆく。43人の実力派ダンサーたちが繰り広げる縄跳びやゴムボールなどの小道具を使った創造的なパフォーマンスは、観客を驚きと歓喜の渦に巻き込みながら深遠な問題を突きつけ、見る者に“気づき”を促す。6万個の緑のボールが雨のように降り注ぐシーンは“遊び”が持つエネルギーの象徴だ。
果たして、“PLAY=遊び”とは何か？ 「“遊び”は時代を超越する不変的な欲求です。世界中で何が起ころうとも、私たちは今この瞬間に目を向けて“遊ぶ”ことで、幸せな気分になれるのです」と、エクマンは述べている。
コンテンポラリーダンス「『PLAY』アレクサンダー・エクマン / パリ・オペラ座」のチケット最速先着選考販売は、2月15日(土)10時より「キョードー東京」にて。文化系男子は必見だ！
公演・チケットの詳細
『PLAY』日本公演公式Websiteより
公演名：『PLAY』アレクサンダー・エクマン / パリ・オペラ座
会場：新国立劇場・オペラパレス
日程：2025年7月25日(金)～7月27日(日)
振付・舞台：アレクサンダー・エクマン（Alexander Ekman）／音楽：ミカエル・カールソン（Mikael Karlsson）／衣装：アレクサンダー・エクマン（Alexander Ekman）、グザヴィエ・ロンズ（XavierRonze）／照明：トム・ヴィッサー（Tom Visser）／歌唱：カリスタ・"キャリー"・デイ（Calesta"Callie" Day）
・チケット料金：
[S席]￥29,000・[A席]￥24,000・[B席]￥14,000・[C席]￥7,000 / [車椅子席]￥29,000・[付添席]￥29,000（すべて税込） ※全席指定 ※全席学生割引あり(2,000円引き) ※未就学児入場不可
・チケット販売スケジュール：
[2月15日(土)10時] キョードー東京 最速先着先行販売
[2月25日(火)10時] 各プレイガイド先行販売
[3月22日(土)10時] 一般発売
・チケット問い合わせ先：キョードー東京
TEL:0570-550-799
(平日11時～18時/土日祝10時～18時)
