2024.10.16
最終更新日:2024.10.16

シャネル・ネクサス・ホールで開催される展覧会「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」で現代アートに触れる

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ビアンカ・ボンディ Photo: Etienne Rougery Herbaut

シャネルに縁のあるアーティストの展示など、数多くの展覧会を開催してきた東京・銀座の「シャネル・ネクサス・ホール」が今年、20周年を迎えた。そこで、UCCA現代アートセンターのディレクターであるフィリップ・ティナリをアドバイザリーに迎え、異文化交流、および対話と芸術的コラボレーションのためのプラットフォームとなるべく、新たな取り組みをスタート。

2024年10月19日(土)から、長谷川祐子(金沢21世紀美術館館長、東京藝術大学名誉教授)が次世代キュレーターを育成する「長谷川Lab」とのコラボレーション企画として、展覧会「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」を開催する。本展では、フランス、日本、アメリカを拠点に活動するビアンカ・ボンディ、小林椋、丹羽海子の3人の作品を紹介。植物や道具など見慣れたものを魔術のように変容させ、そこに独自の生命と物語を与える3人の作品に注目したい。

独自のキャラクターが垣間見える3人の作品

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参考図版 Bianca Bondi Salt kisses my lichens away, Museum Frieder Burda, 2024. Courtesy of the artist and mor Charpentier © Bianca Bondi/ ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3612
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参考図版 小林椋 ≪亀はニェフスのイゥユのように前足を石にのばすと≫、2022年
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参考図版 丹羽海子 Daphne Adorned Series: Cat’s Claw, Britannia pewter and foraged organic matter, 2022 Photo: Marc Tatti Courtesy of the artist and Simone Subal Gallery, New York

ボンディが作り出す神秘的なタぺストリーは、苔や結晶などミクロな生命の生成に形をあたえ、小林は身近なオブジェクトを活気に満ちた踊る存在として組み直し、丹羽の妖精のような可憐なオブジェは彼女の個人的なストーリー、テキストと絡まって、エコフェミニズムを語る。

本展は12月8日(日)までの開催。現代アーティストの個性が光る作品を自身の目で見て堪能してほしい。

展覧会「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」
ビアンカ ボンディ/小林椋/丹羽海子

会期:2024年10月19日(土)〜12月8日(日)
開館時間:11:00〜19:00(最終入場 18:30)
※10月19日は17:30閉館、アートウィーク東京開催期間(11/7-10)は10:00〜19:00(入場無料・会期中無休・予約不要)
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F

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