「ガイド」から「ブック」へ進化!
ラグジュアリーブランドの「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」から、パリ2024オリンピック(7月26日~8月11日)の開催が迫る絶好のタイミングで、大判サイズの都市ガイドブック「City Book Paris(シティ・ブック パリ)」が6月14日(金)に発売された。実店舗と公式オンラインでの取り扱い。全416ページで仏語版と英語版が揃う。
この「「シティ・ブック パリ」は、おしゃれなトピックが満載の旅行ガイドとして1998年に発売された「City Guide Paris(シティ・ガイド パリ)」の豪華版。旅行時の持ち歩きに便利な既存のシティ・ガイドよりも、花の都・パリに魅せられた人々のためのラグジュアリーなオブジェに近いものだ。
公式オンラインでは「コーヒーテーブルブック」版と記されているが、日本人にあまり馴染みのないこの言葉は、客間のテーブルの上に平積みされたハードカバーのこと。くつろぎのひとときをさらに味わい深いものにするコーヒーテーブルブックがある光景は、高級インテリア誌でよく見かける。
表紙から中面をチェック。
パリを拠点とする日本人イラストレーターであるノリタケ・ユキコ(Yukiko Noritake)が手掛けた美麗カバーを開くと、章立ての体裁でコンテンツが凝縮。詩人であり、バンド「Feu! Chatterton」のシンガーソングライターであるアルチュール・テブール(Arthur Teboul)が記した序文から「シティ・ブック パリ」は始まるのだ。
歴史の紆余曲折を象徴する謎めいたファサードから著名な観光ルートを辿りつつ、鼓動するパリの中心部へとスムーズに誘われるエディトリアルは見事。世界的な観光名所であるパリをフレッシュかつ詳細に調べ直し、宝を掘り起こし、街の構造的変化を探るキュレーションは編者のオード・ウォーカー(Aude Walker)によるものだ。
また、「ルイ・ヴィトン」が太鼓判を押すアーティストやフォトグラファー、コミックス界の著名人からの寄稿もピックアップ。厳正かつ遊び心いっぱいのキュレーションで、建築史、庭園史、水利史、各都市にまつわるトピックまで網羅している。
都市文化を好奇心豊かに幅広く捉える視点、粋狂な美意識もまたラグジュアリーの範疇にある。
趣味人のインテリアとして、空想のトリガーとして、そして旅行ガイドとして、2024年夏最大の注目都市であるパリを映し出すオブジェ「シティ・ブック パリ」をリビングに置いておきたい。
スポーツをフィーチャーした限定版も発売!
なお、特別ゲストとして仏フェンシング(フルーレ)選手であるエンゾ・ルフォール(Enzo Lefort)を起用した改訂版の「シティ・ガイド パリ」(2024年版)と、パリのスポーツ文化に特化したスペシャルエディションの「シティ・ガイド パリ スポーツ」も6月14日(金)に同時発売。
これはルイ・ヴィトン ストア、ボン・マルシェ百貨店、サマリテーヌ百貨店でのみ販売されるリミテッドBOXとしての販売だ。ちなみに、エンゾ・ルフォール選手はは東京2020オリンピック(2021年7月開催)金メダリストであり、現在「ルイ・ヴィトン」のアンバサダーを務めている。
7月26日(金)のパリ五輪開幕に向けて、スポーツ版の「シティ・ガイド」も用意しておきたい。
LOUIS VUITTON:シティ・ブック パリ 英語版
LOUIS VUITTON:シティ・ブック パリ 英語版
発売日:2024年6月14日(金)
販売店舗:実店舗、公式オンラインサイト
エディター:オード・ウォーカー(Aude Walker)
22×33cm/416ページ
言語:仏語版、英語版
問い合わせ先:ルイ・ヴィトン クライアントサービス
TEL:0120-00-1854