22歳の誕生日である10月3日に初めての写真集『可憐』をリリースした乃木坂46・4期生の遠藤さくらさん。今年に入って数々の“初めて”を経験したことで、ピュアで愛くるしい印象の強かった遠藤さんが、グッと大人っぽくなったと話題になっている。遠藤さんの中で起こった変化とは?
ーー今年7月〜8月にかけて全国7都市で行われ、初の神宮球場4DAYSでファイナルを迎えた『乃木坂46 真夏の全国ツアー2023』では、遠藤さんのパフォーマンスにさらに凄みが増し、「さくちゃん覚醒した!」とファンの間でも話題沸騰でした。今年は今回発売する写真集『可憐』の撮影をはじめ、NHK朝の連続テレビ小説『らんまん』への出演や、グループ内で齋藤飛鳥さんや秋元真夏さんら結成当時からのメンバーが全員卒業して新体制になるなど、様々な変化が起こったことが影響しているのでしょうか?
「ありがとうございます。自分の中で、ここを変えてみようという強い意識を持っていたわけではなかったのですが、1期生・2期生の先輩方がいないツアーは初めてだったので、変わっていかなければいけないという思いはありました。乃木坂46はすごくいいグループなので、先輩たちがいなくなってもみなさんにずっと好きでいてもらいたくて。だから乃木坂のために変わりたかったんです。そうしたら今まで以上にパフォーマンスをすることが楽しめるようになって、みなさんから褒めていただく機会も増えました!」
ーー遠藤さんの中で自然に変化が起きていたのですね!
「はい。自分が変化したきっかけとして1番大きかったのは、5期生が入ってきて先輩の立場になったということかもしれません。今まで4期生の私は1番下だったので先輩について行けばよかったけれど、自分たちの背中を見ている後輩ができたことで、しっかりしようという思いがどんどん湧いてきました」
「私自身、あまりメンバーとわちゃわちゃするタイプではないし、他のメンバーといても口数が多い方ではないので、後輩から見た私はきっと話しかけづらい先輩なんじゃないかとある日ふと思ったんです。とは言え、急に濃密なコミュニケーションを取ることは難しいので、なんとなく笑顔を多めにして、後輩たちと一緒にいる時間を増やすようにしました」
ーー写真集『可憐』でも、ピュアで愛くるしい遠藤さんだけでなく、ちょっと大人びた表情や仕草もたくさんあり驚きました。
「そう言っていただけると本当に嬉しいです。自分で写真集を見てもあまりわからないのですが(笑)、ずっと自然体で撮ってもらえていました。自分でもこんな表情、見たことない! ってカットがたくさんあって驚いています(笑)」
「それがまったくしませんでした。メンバーの写真集は、素敵だな、可愛いなって思いながら楽しんで見ているので、自分の写真集に置き換えることができなくて(笑)。自分が写真集を出すなんて想像もしていなかったので、最初にお話をいただいたときは本当に驚いたし、嬉しさより不安な気持ちの方が強かったです」
ーー不安が払拭されたのはいつですか?
「撮影が始まってからです(笑)。本当に私で大丈夫なのかなと、撮影当日の朝まで不安な気持ちを引きずっていました。でも撮影が始まった途端、不安な気持ちは自然と消えました。昔からずっと一緒にやってきているスタッフの方々ばかりだったので、安心して身を委ねられたのかもしれません」
ーー写真集の中でUOMO読者にオススメのカットを教えてください
「うーん、難しいですね…(しばし真剣に悩む)。あ! イヤホンをしてバスに乗っている写真かな。有線のイヤホンをつけているのですが、実は私、普段からイヤホンはワイヤレスではなく有線を使っていて。UOMO世代の方なら有線イヤホンのよさ、わかってもらえるかな、と(笑)」
後編に続く
遠藤さくら 1st写真集『可憐』
撮影/須江隆治[See]
¥2,400(集英社)
遠藤さくら
2001年10月3日、愛知県生まれ。乃木坂46のメンバー、ノンノ専属モデル、女優。連続テレビ小説『らんまん』への出演や、ドラマ『トラックガール』での主演など、女優としても注目を集める。乃木坂46のDVD&Blue-ray『NOGIZAKA46 ASUKA SAITO GRADUATION CONCERT』が10月25日に発売。
写真集先行カットをチェック
IZA TEL:0120-135-015
ビヨンクール TEL:03-6804-5201
Hair&Make-up:Haruna Yamaguchi
Stylist:Aya Ishida
Text:Misato Kikuchi