これは「映画に対する反射的な大喜利」だ。菊地成孔の軽妙洒脱な映画本
UOMOで2012年4月号から現在まで連載中の、菊地成孔によるシネマコラム「売れている映画は面白いのか?」。毎月、ハリウッドの大作から勢いのある韓国映画まで、様々なジャンルの話題の映画について菊地成孔が語り下ろすことで人気の本連載が、初の書籍化。9月26日に発売される。
「映画を観て即しゃべる」をマナーにして、著者史上最長連載を2024年7月号までの12年間、140回分、各年を彩った重要な作品に対する菊地成孔の貴重な証言を結集。著者自身が全作品を振り返り書き下ろした〈現在からの〉追加コメント「もう一度見たい度」(★~★★★★★)も収録。鑑賞直後の熱のある初出コメントと、数年たって冷静に振り返るコメントの差異にも注目を! 最高にクールで、最高にスリリングな菊地節を堪能してほしい。
発売にあたって著者からのメッセージも到着!
ガチでディープ・リラックス!!
「僕史上、そしてななななんとUOMO史上最も長い連載だそうです。『映画を観て、すぐコメントする』というスタイルがハラハラして(笑)、面白いんですが、本になるとさらに『今、考え直してみると・・・』というコメント欄があって、こっちも面白いですね!! 『ディープ・リラックス』は伊達じゃなく、本当に口から出まかせを、いい調子で話していただけなんで(笑)、雰囲気が伝わるとうれしいですね!! われながら面白く読みやすい本になりましたんで、ぜひ読んでください!!(映画なんて観たこともない。という人にも面白いです!!)」
菊地成孔
発売中のUOMO11月号では「菊地成孔の映画笑談」と題して、ジャーナリスト宇野維正さん、ファッションディレクター祐真朋樹さんと菊地成孔さんの映画対談を掲載。こちらもあわせて、ぜひ楽しんでほしい!
菊地成孔
音楽家、文筆家、音楽講師。最新情報は「ビュロー菊地チャンネル」にて。