最近笑ってないかも、泣いてないなというおじさんのために、週末公開の心動かす注目映画を紹介するコラム『40歳男子はコレ観とけ!』。今回は、地元で起きる連続殺人鬼の犯人を隣人の警官だと疑う少年たちに降りかかる惨劇を描いた青春ホラー映画をピックアップ!
無垢な少年ならではの直感と空想が
たどり着くのは残酷な真実かそれとも…
1984年、オレゴン州イプスウィッチ。穏やかな郊外の住宅街で暮らすデイビーは、エイリアン、幽霊、猟奇犯罪といったオカルトやミステリーに夢中になっている少年だ。そんな彼の15歳の夏、近隣の町で同年代の子供たちばかりが狙われる連続殺人事件が発生した。好奇心から街を監視する中で、デイビーは一連の事件の犯人が向かいの家に住む警官マッキーではないかとにらむ。さっそく彼は、親友のイーツ、ウッディ、ファラディとともに独自の捜査を開始する。はたしてデイビーの推理は正しいのか、それとも行きすぎた空想なのか。4人の少年の前に真実が現れた時、彼らは想像をはるかに超えた恐ろしい体験をすることになる。
『サマー・オブ・84』
監督:RKSS(フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル)
出演:グラハム・バーチャー、ジュダ・ルイス、ティエラ・スコビー、リッチ・ソマー
2019年8月3日より、新宿シネマカリテほか全国順次公開
2017©Gunpowder&Sky,LLC
『サマー・オブ・84』公式サイト
Text:Hisamoto Chikaraishi