働き盛りのUOMO読者のみなさん、忙しすぎて、心乾いてませんか? 最近笑ってないかも、泣いてないなというおじさんのために、週末公開の心動かす注目映画を紹介するコラム『40歳男子はコレ観とけ!』がスタート! 今回は、マンハッタンの青年を主人公にした、恋と家族をめぐる物語をピックアップ。
人生に迷う青年が見つけたのは 自分を変える苦い恋と夢の片鱗
これまで『(500)日のサマー』(2010年)でほろ苦い恋物語を、『gifted/ギフテッド』(2017年)で心温まる家族ドラマを手がけたマーク・ウェブ監督が、10年前に脚本に出会い、映画化を熱望していた本作。「かつてアートやカルチャーを先導していたニューヨークは今や商業主義に破れ、その輝きを失いつつある」。そんな喪失感を抱える主人公トーマス・ウェブは、アパートの隣人である怪しい中年W.F.ジェラルドと、ある夜目撃した父親の愛人ジョハンナとの出会いによって、退屈だった人生を一変させる。
『さよなら、僕のマンハッタン』
監督:マーク・ウェブ出演:カラム・ターナー、ケイト・ベッキンセール、ピアース・ブロスナン、カーシー・クレモンズ、ジェフ・ブリッジス
2018年4月14日より全国にて公開
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映画『さよなら、僕のマンハッタン』公式サイト
Text:Hisamoto Chikaraishi