それぞれ自宅とオフィスを構える広島と東京を、週に一度往復する生活を送っている谷尻誠さん。その広島の自邸をモデルに表現したかった、と語る“本当に贅沢な暮らし”とは?
本川を望む、この眺めのよさも気に入っています。
生まれ育った広島と東京に、それぞれ自宅とオフィスを構えて、週に一度往復する生活を送っている谷尻さん。
「この家に“戻る”とハッとしますね」 と語る広島の自宅は、築40年以上のヴィンテージマンションを1年半かけてリノベーションしたもの。購入の決め手は、本川に面した見晴らしのよさと、約120m²を誇る広さだった。リノベーションにあたってのコンセプトもずばり「blank(空白)」。
谷尻誠 MAKOTO TANIJIRI
43歳・建築家
狭義の“建築”の概念にとどまらず、インテリア、アートなど多彩なフィールドを縦断する活躍ぶり。仕事のみならず、暮らしでも、「体験でハッとする瞬間」を大切にしている。
Photos&Movie:Teppei Hoshida
Edit:Takuya Kurahashi[QT by quark Tokyo]