アメリカのTV番組におけるアカデミー賞ともいえる「エミー賞」。その授賞式にて、トム・ブラウンのジャケットにキルトスカートの上下を見事に着こなしたのが、ダニエル・レヴィ。自身が監督・脚本を手がけ、出演もしているネットフリックスドラマ『シッツ・クリーク』で監督賞・脚本賞そして助演男優賞をも受賞した、注目のマルチクリエイターだ。
トム・ブラウンが似合い過ぎる男、ダニエル・レヴィって誰だ!?
日本時間2020年9月21日(月)、史上初めて無観客にて行われた第72回エミー賞授賞式で、全身トム ブラウン(しかもボトムはキルトスカート!)をまとったおしゃれ過ぎる男、その名はダニエル・レヴィ。監督・脚本も手がけ、出演もしている『シッツ・クリーク』が、自身の監督賞・脚本賞&助演男優賞、さらに父親のユージン・レヴィの主演男優賞を含め、なんとコメディ部門を全制覇するという快挙を成し遂げた、まさに“時の人”だ。
アラン・アーキン、スターリング・K・ブラウン、マハーシャラ・アリといった才能溢れる俳優たちが候補になっていた助演男優賞を、デヴィッド・ローズ役で受賞。授賞式で名前を呼ばれた際には飛び上がって喜んでいたダニエル(1983年8月6日、カナダ生まれのアラフォー“40歳男子”)は、つけていたグレーのマスクを外して興奮した様子で受賞スピーチ。最後には7~8回もThank youを繰り返し、喜びを噛みしめていた。
改めて、ダニエル・レヴィのファッショニスタっぷりをチェック
2020年1月、第26回全米映画俳優賞(SAG AWARD)ではキム・ジョーンズによるディオールの2020年リゾートコレクションのコートに身を包んでいたダニエル。
2019年のアメリカン・ミュージックアワードでは、ミラノメンズコレクションで発表されて話題をさらった、ヴァレンティノとアンダーカバーのコラボで全身コーディネート。
『シッツ・クリーク』内でのセーターの着こなしも話題!
ちなみに今回、トニー賞のコメディ部門を総ナメした受賞作『シッツ・クリーク』は、転落した裕福な一家が小さな田舎町「シッツ・クリーク」で四苦八苦する様子を描いたコメディドラマ。最終6シーズンまでがNetflixにて配信中だ。ドラマの中で見せる彼のセーター姿も話題になっているから、まだ未視聴の40歳男子はこれを機にぜひチェックしてみることをおすすめしたい。