ファッションにスタイルのある大人は、家づくりにもやっぱりスタイルがあった! その人らしいライフスタイルや個性を感じる暮らしの日常を、4人のみなさんに聞いた。
自分のペースでゆっくりやるという意味でも、福岡はちょうどいい。
大濠公園を間近に望む開放的なリビング。室内にはヴィンテージの名作家具が並び、壁には福岡を拠点に活動するアーティストの作品が飾られている。まるでサロンのような佇まいのこの部屋こそ清永さんが現在、月の3分の1ほどのペースで暮らす福岡の家である。
「地元が大分県ということもあって、もともと九州との縁は深いんですけど、特にここ数年は行き来する機会が増えていました。そうした状況が続くうちになんとなく福岡がいいなと思うようになって、1年ぐらい前から家を借りて、本格的に東京との2拠点生活を始めることにしたんです。いくつか見た中でこの部屋にしたのは、抜けのある景色と空気感が気に入ったから」
清永浩文 HIROFUMI KIYONAGA
50歳・SOPH.代表
1967年大分県生まれ。’98年にSOPH.をスタート。2017年4月、自身の趣味や好きなものを反映させた実験的なプライベートショップ「KIYONAGA&CO.」を福岡市にオープン。
http://www.kiyonagaandco.com
Photos:Go Tanabe
Text:Masayuki Sawada
Text:Masayuki Sawada