東京をはじめとする都市部以外でも、個性的な店が全国に増えている…。そこでオーラリー デザイナーの岩井良太さんが推薦する兵庫県篠山市の「archipelago(アーキペラゴ)」に行ってみた。
のどかな駅から徒歩1分! 内装、品揃えも最高のお店
archipelago(アーキペラゴ)/篠山
「洋服はもちろん、写真集や作家の器、コーヒー豆やジャムなど、雄大な自然とカルチャーを感じるセレクトが魅力」と、岩井さんが推薦する兵庫県篠山市のアーキペラゴ。店長の小菅庸喜さんがこの土地を選んだのは「お茶やお花、焼き物や左官などの職人が多く、黒豆を代表とする農作物も豊富で文化レベルが高かったから」と、城下町として栄えた豊かな風土に惹かれたからだそう。広々とした店内では、写真展などの旬な企画展が開催され、器のラインナップは多治見から益子まで全国にわたる。買い手と長く付き合える品々を揃え、“消費されるスピードを緩めたい”という思いで生まれた、まさに地方ならではのこだわりが詰まった店舗だ。
archipelago(アーキペラゴ)
住所:兵庫県篠山市古市193-1
Photos:Go Tanabe