スケートカルチャーが今また注目を集めているけれど、ただ滑るだけじゃなく、そこから生まれるクリエイティブに着目して取り入れてみると、生活がちょっとおしゃれに、豊かになる。そんなわけで観点を変えて、“すべらない”スケートの話をいくつか。
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STÜSSY×DOVER STREET MARKETのスウェットパーカ
大人が選ぶステューシーといえば、やはり継続展開される、こことのコラボは外せない。左胸にはお互いのロゴを重ねてプリント。スケート濃度低め、が理想の着地点。パーカ¥19,800/ステューシー×ドーバー ストリート マーケット(Dover Street Market Ginza)
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TAMILABのシューホーン
スケートボードとしての役目を終えたデッキから削り出したおしゃれな靴べら。ユーズドのリアリティある滑り傷をあえて残し、すべてハンドメイドで製作している。アップサイクルと結びつけ環境意識を促すのも大人のスケートカルチャー。シューホーン(各)¥8,250/タミラボ
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TALKYの箸と箸置きのセット
’90sのサブカルチャーと民芸を結びつけ、伝統を新解釈する雑貨ブランド。長崎の波佐見焼によるデッキの箸置きと石川の輪島塗によるお箸は、遊び心にあふれながらも繊細な手仕事によって生み出されている。センスが喜ばれるギフトとしても。お箸セット¥4,620/トーキー
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DECKA QUALITY SOCKSのスケーターソックス
それまでの膝下丈からミドル丈に流行が移った’80年代当時のスケートソックスを現代的に再現。ハイクオリティなコットンを使い肉感たっぷりに仕上げた贅沢品。生成り調のホワイトが懐かしくも、モダンな雰囲気だ。ソックス(各)¥1,760/デカ クォリティソックス(デイオフ)
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VANSのMETROPOLIS
ファッションとしてスケートシューズを履くなら王道を外したチョイスを。知る人ぞ知る’90sヴァンズの隠れ名品「メトロポリス」はビリーズ発案で復刻。適度なボリュームと革靴風のステッチが、今の気分にぴったり。スニーカー¥9,900/ヴァンズ(ビリーズ エンター 渋谷店)
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Anders™のアーミージャケット
神田の人気店、プライムスケートボードが立ち上げたアンダースはあくまでスケートのエッセンスを取り入れた普段着がスタンス。CPOシャツをベースに肉厚なコットンを採用し、ライトアウターの性格をもたせた。ジャケット¥23,100/アンダース(プライムスケートボード)
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Stylist:Takeshi Toyoshima
Composition&Text:Masayuki Ozawa