5月29日から6月6日の期間中、目黒区のギャラリー「LICHT」にて「コム デ ギャルソン」創業デザイナーの川久保 玲がデザインした椅子3脚を展示する企画展が開催中。一部販売もアリ。唯一無比のデザインチェアは“文化系男子”必見だ。
![コム デ ギャルソンの川久保玲デザインのの画像_1](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/141356/2021_05_0_900900_LICHT_Rei-Kawakubo_7.jpg)
![コム デ ギャルソンの川久保玲デザインのの画像_2](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/141356/2021_05_1_10001280_LICHT_Rei-Kawakubo_1.jpg)
日本を代表するファッションブランドである「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」の創業デザイナー、川久保 玲(かわくぼ れい)がデザインを手掛けた「椅子」を展示・販売(一部)する企画展が、目黒区青葉台のギャラリー「LICHT」で催される。
期間は5月29日から6月6日まで。もちろん、「コム デ ギャルソン」の服を着て赴きたい。
![コム デ ギャルソンの川久保玲デザインのの画像_3](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/141356/2021_05_2_10001280_LICHT_Rei-Kawakubo_3.jpg)
南青山の本社アトリエにも数脚が来賓用に置かれているが、その雰囲気に近いデザインだ。
![コム デ ギャルソンの川久保玲デザインのの画像_4](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/141356/2021_05_3_10001280_LICHT_Rei-Kawakubo_6.jpg)
当時は店舗に設置すべき適当な椅子やテーブルが見つからず、空間設計の延長として、洋服にマッチする什器類を川久保自身がデザインしていたという。いかにも、デザイナーの性格が伺えるエピソードだ。
![コム デ ギャルソンの川久保玲デザインのの画像_5](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/141356/2021_05_4_10001280_LICHT_Rei-Kawakubo_2.jpg)
川久保が家具を手掛けた10年間は、「コム デ ギャルソン」が世界的躍進を遂げた時期と前後する。1981年4月にパリで初めて展示会を催し、翌1982年秋冬のパリコレで披露された穴あきニット(通称“ぼろルック”)の衝撃は、“Rei Kawakubo”の名を世に知らしめるに至った。
特異な曲線を描くこちらの「Chair No.35 (1991)」が販売予定の椅子となる。1991年といえば、明治神宮水泳場にて「ヨウジヤマモト」と合同メンズコレクションショー「6.1 THE MEN」を開催した年でもある。ブランドの歴史を紐解くうえでも重要なピースの1つだろう。
![コム デ ギャルソンの川久保玲デザインのの画像_6](https://img.webuomo.jp/article/parts/image/archive/141356/2021_05_5_18001200_LICHT_Rei-Kawakubo_4.jpg)
“Do NOT touch”なので要注意。見るだけでも、ファッションセンスとは違う感覚が刺激されるに違いない。
洋服“じゃないほう”の「コム デ ギャルソン」を知りたい!
会期:2021年5月29日(土)~6月6日(日)
会場:LICHT(住所:目黒区青葉台3-18-10 2階 / TEL:03-6452-5840)
開場時間:13:00~18:00 ※会期中は毎日営業