2022.08.24
最終更新日:2024.03.07

【職人技を垣間見る】シャネルを紡ぐ手 アンヌ ドゥ ヴァンディエール展

フランス人写真家アンヌ ドゥ ヴァンディエールの展覧会「シャネルを紡ぐ手」が開催される。シャネルの職人たちによる手仕事を、是非その目で見てほしい。

【職人技を垣間見る】シャネルを紡ぐ手 アの画像_1

職人技が光るハイブランドのアイテム。どのような場で、どのようにして生み出されているのかーー。

【職人技を垣間見る】シャネルを紡ぐ手 アの画像_2
2022年8月31日(水)〜10月2日(日)、東京・銀座に位置するシャネル・ネクサス・ホールにて写真展「シャネルを紡ぐ手」が開催される。撮影したのは、フランス人写真家アンヌ ドゥ ヴァンディエール。彼女が同写真展のために、シャネルのオートクチュールのアトリエと、そのクリエーションを支えるメティエダールの13のアトリエを取材した。
【職人技を垣間見る】シャネルを紡ぐ手 アの画像_3
ジャーナリストとしてそのキャリアをスタートさせたアンヌは、10年以上の長きにわたり、都市化、工業化、グローバリゼーションによって消滅の危機に瀕したノウハウや文化を記録し続けてきた。中でも、技術や文化、芸術品を生み出す“手”に魅せられ、1999年から“手”にフォーカスした数々の作品を誕生させている。
【職人技を垣間見る】シャネルを紡ぐ手 アの画像_4
本写真展は、アトリエ職人の手による芸術とも言えるものづくりにスポットを当て、その手が紡ぐ物語を丁寧に切り出したもの。その作品は、観る者を煌びやかなシャネルの世界の舞台裏へと誘い、クリエイティビティやサヴォアフェールを映し出す世界へと足を踏み入れることを可能にする。
【職人技を垣間見る】シャネルを紡ぐ手 アの画像_5
「手は人類が使用する最も古いシンボルのひとつ」と語るアンヌ。人物の外見ではなく内面を覗き込み、手に焦点を当てることで、ポートレートを再認識し、その出会いから親密な物語を浮かび上がらせ、人類の普遍的な次元を伝えてくれるのだ。
【職人技を垣間見る】シャネルを紡ぐ手 アの画像_6
シャネルのメティエダールの精神、そして情熱に満ちた手が紡ぐ物語。アンヌが撮り下ろした数々のアトリエの写真を通して、感じとることができるかもしれない。

à mains levées シャネルを紡ぐ手 アンヌ ドゥ ヴァンディエール展
会期:2022年8月31日(水)~10月2日(日)会期中無休・入場無料・予約不要
開館時間:11:00~19:00(最終入場18:30)
主催:シャネル合同会社
会場:シャネル・ネクサス・ホール
東京都中央区銀座3-5-3シャネル銀座ビルディング4F
https://nexushall.chanel.com/program/2022/mains/

All photos ©Anne de Vandière



シャネル・ネクサス・ホール事務局 TEL:03-6386-3071

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