新企画としてリブートした「WAVE」と、重鎮DJの瀧見憲司が率いる「クルーエル・レコード」がコラボ。レコード3枚とアパレルグッズが、6月11日と6月18日の2回に分けて限定発売される。音と服、両方ゲットして“文化系男子”の質を上げよう!
今さら聞けない「WAVE(ウェイヴ)」についておさらい。
1983年11月18日、商業ビルの「六本木WAVE」は、現在の六本木ヒルズ地区で開業。元祖“渋谷系”のハシリだ。
1棟6フロアの中に音楽スタジオやミニシアターのシネ・ヴィヴァン六本木などを併設した高感度レコードショップとして若者文化を牽引し、80年代から90年代に掛けてのカルチャー発信基地として時代の象徴的存在だった。惜しくも1999年12月25日をもって閉店。
20年後となる2019年11月に、新プロジェクトの新生「WAVE」として渋谷PARCOの場でリブートしている。
この新生「WAVE」と、DJ界の重鎮である瀧見憲司(たきみけんじ)が率いる音楽レーベル「CRUE-L RECORDS(クルーエル・レコード)」がスマッシュコラボ。
コラボ屋号の「CRUE-LWAVE」として、瀧見がディレクションしたレコード3枚と充実のアパレルグッズが、6月11日と6月18日の2回に分けて限定発売される。
6月11日発売の第1弾は、期待の「CRUE-LWAVE」12インチレコードのほか、コーチジャケット・Tシャツ・長袖Tシャツ・トートバッグ・キャップなどがラインナップ。
全曲新たにリマスタリングしたというコンピレーションでは、「CRUE-L」のカラーである折衷主義が遺憾なく発揮。また、今年1月に急逝した故・オオスミタケシ=「MISTERGENTLEMAN(ミスター・ジェントルマン)」デザイナーをフィーチャーした楽曲も含まれるという。
6月18日発売の2弾ではレコード2枚がリリース。瀧見リミックスによるディスコクラシックスが入った7インチレコードが1枚目。数々の著名DJにプレイされたディスコナンバーと未発表テクノサウンズのカップリングだ。
そしてもう1枚、「Magic Touch & Laura Ingalls / 9dw」の楽曲を瀧見と神田朋樹がリミックスした両A面12インチレコードもリリースされる。これら限定レコード3枚で、「CRUE-LWAVE」のシーンに浸ろう。
第2弾のアパレルグッズでは、7インチ用のカウレザー製レコードバッグが目玉。ロゴTシャツでコンプリートだ。
販売店舗は、渋谷パルコ1階の「WAVE」のほか、WAVE公式オンラインストア、「THE CONTEMPORARY FIX 京都」など。公式サイトでは楽曲も一部視聴できる。
80年代から90年代を駆け抜けた大人男子にとって、そして令和の“文化系男子”にとっては充実の2週間。全てのレコードとアパレルグッズを制覇すべし。
新生「WAVE」をもっと知りたい!
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