1967年に初代が誕生してから50年以上にわたって愛され続けているトヨタ「ハイエース」を仕事の欠かせない相棒とする二人の大人に、プロの目線からみた、このクルマの魅力を聞いてみた!
一日400㎞の走行も余裕でこなす。腰も痛くなりません
本当にいいクルマなので、プライベートでも乗りたい
POINT ハンガーパイプは必須
撮影や商品のリースの際にたくさんの服を掛けるため、車内にハンガーパイプは必須となる。業者に頼んで取りつけてもらうとそれなりに高い金額になるので、これは社長自らがDIYで取りつけたという。
POINT おもてなしの工夫
送迎や撮影などでスタッフを乗せるので、リラックスして過ごしてもらえるように、スライドドアの横のスペースにはクーラーボックスやティッシュボックス、コーヒーポット、ゴミ箱などを用意。
【FLOWERS NEST オーナー】富吉泰元さん
乗り継いで30年。どれだけ花を積めるかを考えてカスタムしています
やっぱりこれが花にはベストなクルマ
POINT 花に優しく
荷物を運ぶことに特化し不要な装備を極力省いたDXをベースに、生花店仕様にカスタムしている。特に生花は高温に弱いため、荷室にもエアコンの吹き出し口を取りつけ、リアとサイドのガラスには濃いめのスモークフィルムを貼って、夏場でも車内が高温にならないように工夫した。
POINT 荷室は2段に
ボディカラーは純正のライトイエロー。武骨なイメージのハイエースも、これならしゃれて見える。そして、荷室上部のスペースを有効活用するため、パネルを入れて2段にしているのも特徴。「花屋のクルマはみんな同じようにしていますよ」と富吉さん。もちろん、荷室に入り切らないサイズの大物もあるので、ルーフキャリアもオプションでつけている。これは乗り始めて6年ほどたつが、快調そのもの。
Photos:Takahiro Idenoshita
Composition&Text:Masayuki Sawada