ピックアップトラックに興味はあるけれど、5m超えの全長にビビっているアナタへ。「都内で乗るにはさすがにデカすぎるのでは…」という不安を払拭すべく、運転のプロとともに代官山&南青山で三菱トライトンを走らせてみた。
ドライバー歴22年ほど。ロケで使うマイクロバスはお手の物。「運転上手で狭路も攻める」と定評アリ。
三菱 トライトンGSR
全長:536㎝ 車幅:193㎝ 車高:181.5㎝
2024年2月より国内販売がスタート。国内で展開されるのはなんと12年ぶり。SUVの快適性とトラックの実用性を兼ね備えているのが大きな売りで、4ドア2列シートのダブルキャブ仕様を採用した。後席のリクライニングはできないが、シートバックが立ちすぎず座席のクッション性も高いことから、ファミリーカーとしても快適なドライブを楽しめる。「2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベストにも選出された。¥5,401,000(参考価格)
代官山編
海外での爆発的なヒットに後押しされてか、最近国内でも売れているというピックアップトラック。郊外向けのクルマかと思いきや都内でもチラホラと見かけるようになってきた。アウトドアには大きな荷台が役に立つし、なにより特徴的なフォルムと巨大な車格は乗っていることが一つのステイタスとなる。
サイズはハイエースのスーパーロングとほぼ同じ。そう言われるとグッと親近感が湧く。今回、道幅が狭く、UOMO読者ならクルマで訪れることも多いであろう代官山&南青山をトライトンで走ってみた。所感は、運転上手なら大きさにビビる必要はまったくない、ということ。
南青山編
マップに記した通行不可を示す赤色は幅NGの道。Gクラスやランクルなども通れない、もはや通る必要のない狭路だ。注意すべきは黄色の道。道幅が狭いのはもちろん、路地への右左折やクランクは内輪差が大きいため細心の注意が必須。
もう一つの鬼門は駐車場。機械式はまずNG。全長5m制限が多いので、マップにある駐車可能パーキングをぜひ参考に!
今回はあえて狭路を攻めたが、リアルに使うのは幹線道路と大通り沿いの駐車場くらい。そう思うとピックアップトラックという選択肢、あると思います。