クルマ関連の書籍も充実する代官山 蔦屋書店。駐車場では新旧問わず数々の面白いクルマを見かける。日曜早朝に開催されるオフ会「モーニングクルーズ」の参加車も併せて、個性豊かな家族とクルマを取材した。
これぞ最強のお父さん像!3歳の息子もすっかりアメ車好きに。
1HUMMER H1 (2003)
駐車場でひと際強烈な存在感を放っていた清水秀一さんのハマー。「アメ車が好きで以前はラングラーに。このH1はアメリカから輸入しました。シュワちゃんが望んで軍用から市販化に至ったという“いかにも”な逸話も好きです」。愛息への“教育”も欠かさない。「誕生日にはアメ車だけを集めたABCブックを作ってプレゼントしました。Cはコブラ、Hはもちろんハマーです(笑)」。
「うちのクルマがいちばんかわいい!」と娘が言ってくれるのがうれしい。
2Nissan Rasheen (1990)
五十嵐さん夫妻は4年前、娘さんが生まれる直前に増税されるタイミングで理想的なラシーンに出会い、迎え入れた。「プレーンな仕様のものを探していました。30年以上前のクルマですが、まだ市場に部品はあって車検時に交換もしています」。
小さくても走りは刺激的。「ホットハッチ」は幸せの合言葉!
3Renault Clio RS Gordini (2012)
「夫婦揃ってクルマ好きで、シトロエン・エグザンティアやシビック・タイプRなどを乗り継いだ」と話す岩﨑さん夫妻。3歳になる息子さんも、すでにミニカーを片手にいろいろなクルマを見ては興奮しているという。フランス出身の爽快なホットハッチは、クルマ好きの家族がみんなで楽しめるファミリーカーのお手本だった。
わが家の自慢のファミリーカーはかつてレーシングカーでした(笑)。
4Chevrolet Nova SS (1972)
アメ車好きの坂本康将さんがシボレー・ノバSSに出会ったのは7年前のこと。「そろそろ好きなクルマに乗ろうと探していたときに見つけました。もとはアメリカでレースに出ていた個体で、エンジンやミッションもチューンしてありました。今は公道向けに再調整してあります」。ベンチシートのおかげで2ドアでもゆったり乗れるというから、立派なファミリーカーだ!
スポーティでラグジュアリー。ボディカラーにもこだわりました。
5BMW X5 40d (2022)
X5の40dを新車で購入した柴野芳彰さん。Mスポーツパッケージがこだわりだ。「子どもが2人生まれたこともあり、SUVがベストな選択肢だなと。その前もSUVでしたが、ひとまわり小さいレクサスNXだったので、余裕が生まれましたね」。
憧れの名車を愛娘と楽しんでます。
6Alpine A110 (1972)
かつてWRCなどで活躍したアルピーヌは、れっきとした戦闘マシンといえる。昔から憧れていたオーナーのかつなりさんは、4年前についに手に入れた。「助手席の娘も楽しんでくれてうれしいです。乗るとダイレクトな感覚がとにかく楽しくて、意外なことに普段使いもできる。これで娘を幼稚園へ迎えに行くこともあります(笑)」。
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Text:Shota Ogo