2025.04.10
最終更新日:2025.04.10

【おしゃれな大人のクルマ選び】 世界限定20台! 「モンクレール×NIGO®」のGクラスは、ストリートなのにクラシック

今やファッションアイコンとしても確かな地位を築いている、元祖クロカンSUVの「メルセデス・ベンツ Gクラス」。NATOの軍用車として誕生してから、今年で早くも45周年を迎える。それを記念し、モンクレールとNIGO®による世界限定20台のコラボモデル「G-Class Past Ⅱ Future」が発表された。

G-Class Past Ⅱ Future
ブラックアウトされたクラシカルな面持ちが特徴的な「G-Class Past Ⅱ Future」。4月15日まで東銀座の「スターズ@メルセデス・ベンツ銀座」で展示されている。

2024年には、初代Gクラスショートのコンバーチブルをベースにした、モンクレールとNIGO®によるプロジェクトカーが話題を呼んだ。今回の限定仕様車は、両者のクリエイションが現実的な量産車に落とし込まれたものだ。ベースにはG 450 dが採用されている。

両ブランドの特別なロゴマークが描かれた、レザー調のスペアタイヤカバー
両ブランドの特別なロゴマークが描かれた、レザー調のスペアタイヤカバー。ストリートカスタムではスペアタイヤを外す例も多いが、クラシカルな意匠には欠かせない。
2024年に発表されたプロジェクトカー
2024年に発表されたプロジェクトカー。こちらも発売が望まれたが、初代Gクラスショートのコンバーチブルというだけで、今や超がつくほどのレアモデルだ。

まずは、プロジェクトカーそのままの掟破りともいえる、オリーブとライトグレーの大胆なツートンカラーが目を引く。武骨なカラーリングを堅牢なGクラスに与えてもモダンに映えるのは、自身のブランドでカモフラージュをストリートの解釈で流行させたNIGO®ならではのセンスといえる。

そしてフェイスとホイールはブラックアウトし、クラシカルな意匠を現代的に表現。大きな体躯が引き締まり、往年のクロカンSUVがもつ質実剛健さが引き立っている。

G-Class Past Ⅱ Future 2
サイドのモールには、Gクラスを語るメッセージが刻まれる
サイドのモールには、Gクラスを語るメッセージが刻まれる。
旧型のエンブレム
旧型のエンブレムも復刻。こうしたマニア心をくすぐるディテールが随所に。
ホイールは限定仕様の18インチを装着
ホイールは限定仕様の18インチを装着。フェンダーもこのために特別にナロー化し、“ゲレンデヴァーゲン”と呼ばれた初代の華奢さを表現している。

インテリアも落ち着いた印象にまとめられている。シートのチェック部分にはファブリックを使用し、こちらも初代Gクラスなどに採用された柄をオマージュ。1980~90年代のメルセデスが好きな人にはピンとくるデザインだ。

ブラックウッドインテリアトリムが上品な室内空間を演出
ブラックウッドインテリアトリムが上品な室内空間を演出 2
センターコンソールには「ONE OF 20」の刻印
ブラックウッドインテリアトリムが上品な室内空間を演出する。センターコンソールには「ONE OF 20」の刻印が。
初代GクラスがプリントされたTシャツや半袖ニット
モンクレールとNIGO®によるアパレルコレクションも登場。銀座店とECで販売される。初代GクラスがプリントされたTシャツや半袖ニットなど、オーナーでなくとも欲しくなる愛らしいアイテムが多数!

気になる「G-Class Past Ⅱ Future」の価格は3000万円。オプションを盛り込んだ通常のG 450 dやEVモデルが2000万円台後半に達することを考えると、特別な1台(国内は4台のみ!)を手にできる対価としては適正かもしれない。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店で4月15日まで予約を受け付けている。

RECOMMENDED