2019.06.30
最終更新日:2024.03.07

伊勢谷友介の乗りものLOVE! カスタムバイクの魅力って何ですか?

男は誰だって「乗りもの」が好き。そこで、カスタムバイクへの愛情に溢れる伊勢谷友介さんにその魅力を聞いた。

伊勢谷友介さん×BMW R100S&トヨタ ハイエース

伊勢谷友介の乗りものLOVE! カスタムの画像_1
バイクはBMW R100Sをベースに、クルマはハイエースをベースにフルカスタムしている。ライディングウェアは、バイクウェアブランド「ロアーズオリジナル」のもので、このバイクに合わせて作ったオリジナル。

「好きなようにつくれて、調整しながら 自分の身体に馴染ませていくところですね」

無類のバイク好きとして知られる伊勢谷友介さん。現在は6台所有し、中でも最も思い入れがあるのが、このカスタムバイクだ。

「40歳になる前に、カスタムバイクの世界を知って。それまでもパーツをいじったりはしていましたが、すべてバラした状態から組み立てたことはなかったので、40歳になる自分を鼓舞する意味でもやってみようと思ったんです」

カスタムのベースとなったのは、同い年となる’76年製のBMW R100S。信頼を寄せるカスタムビルダー「46Works/ヨンロク・ワークス」に依頼してつくり上げた。

「自分を投影したものにしたかったので、同じ年のものにしました。人間でいうと心臓と骨に当たるエンジンとフレームは替えていません。ただ、ちゃんと快適に走れるようにしたかったから、それ以外はすべて現代のものにしています。好きなようにつくれて、気になるところがあれば調整して、自分の身体に馴染ませていく。そこがカスタムバイクの魅力ですね」

一方のクルマも、フルカスタムしたハイエースが愛車。単なる移動だけではなく、バイクの運搬や車中泊も可能となっている。

「街乗りで使えて、バイクを載せるときはトランスポーター仕様になって、スノーボードに行くときは車中泊もできる。そうなるとハイエースがベストだったので、浜松にある専門ショップ『オグショー』さんに頼んでつくってもらいました。これ一台でどこへでも行けて、快適に過ごせるから、ほとんど家みたいなものです(笑)」


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生まれ年が同じ1976年製のBMW R100Sをベースに、カスタムビルダー、ペインター、シートビルダーとの協働作業によって理想のバイクへとつくり上げていった。「なんだかんだで出来上がるまで2年ぐらいかかったけど、その間はずっとバイクのことを考えていたので、楽しかったですね」。
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ハイエースは基本5人乗りで、セカンドシートとベッドキットをつなげると快適なフルフラットベッドになり、マットを収納すれば広いラゲッジスペースが出現する。後方のバイクはヤマハのR25。トランスポーター仕様なので、バイクもラクに積み込める。エンジンを切った状態でもヒーターが使え、断熱材も入っているので、冬の車中泊も快適。

伊勢谷友介プロフィール画像
伊勢谷友介
1976年東京都生まれ。俳優や映画監督として活動するほか、株式会社リバースプロジェクトの代表も務める。公開待機作に『マチネの終わりに』(11月1日公開)がある。バイク、クルマ、自転車、スノーボード、SUPなど、乗りもの系の趣味多数。

Movie:Atsushi Tanizawa[TOPGEAR WORKS]
Photos:Yuhki Yamamoto
Hair&Make-up:ShinYa[PRIMAL]
Composition&Text:Masayuki Sawada

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