マニアックなクルマ好きからもファッション関係者からも愛される稀有な存在、それがGクラスとジムニー。奇しくも同じタイミングでモデルチェンジを受けたこの2台を、発売中のUOMO11月号にて徹底的に比較してみた!
都会派SUVとは一線を画す プロフェッショナルな2台
2018年、2台の四輪駆動車がバズった。スズキ・ジムニーが20年ぶりに新型に生まれ変わり、メルセデス・ベンツGクラス(通称ゲレンデヴァーゲン)が1979年のデビュー以来、初となるモデルチェンジを受けたのだ。
クラスこそまったく異なるものの、この2台が特別な存在である理由は共通している。それは森林管理署の職員やハンターなど、プロが安心して使える本物の道具であるということだ。
ヘビーデューティなフレーム構造を継承しながら、どれだけ快適になっているのかが、2台のモデルチェンジの注目点。サイズも価格もまったく違うけれど、野次馬根性から2台を比べながら進化の度合いをチェックしてみた。「見た目は?」「走りは?」「実用性は?」…9つの検証結果は発売中のUOMO11月号にて!
デビュー40年、初のモデルチェンジ!Mercedes-Benz G-Class
NATO軍に採用された軍用車両の民生版が初代Gクラス。1979年に登場以来、基本構造を変えていなかったが、ついに刷新。乗り心地や静粛性、ハンドリングなどが飛躍的にソフィスティケイトされた。ただし中身を洗練しつつも、アイデンティティであるスタイリングはキープコンセプト。取材したG550(¥15,620,000)のほかに高性能版メルセデスAMG G63(¥20,350,000、ともに税込み)もラインナップする。
すでに納車は一年待ちとの噂!SUZUKI Jimny
初代ジムニーのデビューは1970年。本格的な走破性能と耐久性の高さが評価され、全世界で194の国と地域に輸出、累計で約285万台を販売している。20年ぶりにフルモデルチェンジを受けた4代目は、軽自動車規格のジムニー(¥1,458,000~)と、1.5ℓエンジンを積むジムニーシエラ(¥1,760,400~、ともに税込み)の2本立てで、発売以来すでに大人気となっている。今回比較に用いたのは、ジムニーシエラのほう。
メルセデスコール TEL: 0120-190-610
Text:Takeshi Sato