2017.11.18

「モデルX」を仕事で使ってみた。尾花大輔、BIG SUVのすすめ

最高のEV性能と安全性を併せ持ち、最速のSUVを目指して開発された、テスラのモデルX。画期的かつ実用的なこのクルマは、日常使いでこそ真価を発揮する。

「モデルX」を仕事で使ってみた。尾花大輔の画像_1

最新の電気自動車SUVは、見た目以上に実用的。 TESLA Model X

以前、本誌の企画でモデルS に乗ったことがあるN.HOOLYWOODデザイナーの尾花大輔さん。クルマの既成概念を打ち破るその画期的なアーキテクチャーに衝撃を受け、以来、テスラが気になって仕方ないという。今回はいつもの仕事の場面でモデルX に乗り、その性能と使い勝手を体感してもらった。



「モデルX の特徴といえば、やはりリアのドアが上に開くファルコンウィングですが、これは見た目のインパクトを狙ったのではなく、CEOのイーロン・マスクが自分の子どもたちを乗り降りさせる際に、わざわざかがんだりしなくていいようにとの発想から生まれたそうです。確かに、上に高く持ち上がり、横への張り出しが少ないため、無理な姿勢にならず、荷物の積み下ろしも非常にラクでした」

「モデルX」を仕事で使ってみた。尾花大輔の画像_2

「ファルコンウィングだけが魅力じゃない」

シートは5人、6人、7人乗りから選べ、いずれも大人が余裕で乗れて、ラゲッジスペースもたっぷり。また、これだけの大きなボディサイズにもかかわらず、フル充電での航続距離は最大で565㎞を記録し、最速3.1秒で時速100㎞に到達するというから驚く。

「モデルX」を仕事で使ってみた。尾花大輔の画像_3
「音もなく一気に加速していく感覚はまさに異次元。ほかにも、さまざまな設定がダッシュボード中央の大画面タッチスクリーンで行え、将来の完全自動運転にも対応し、都内の事務所から70㎞ほど離れた大磯まで充電を気にすることなく行き来できるなど、運転はとにかく快適でした。日常のモビリティとして、この使い勝手のよさは文句なしに最高です」

TESLA / Model Xプロフィール画像
TESLA / Model X
テスラ第3のモデルであり、日本で販売される市販車として初の100%電気自動車SUV。史上最高の安全性を目指して設計され、SUVとして初めてすべてのカテゴリーとサブカテゴリーで安全性5 つ星評価を獲得。モーターとバッテリーの性能によって、最大航続距離417㎞の「75D」、565㎞の「100D」、モーター出力をアップした「P100D(航続距離542㎞)」という3 つのグレードを用意。1041万円(税込み)~/TESLA MORTERS JAPAN

TESLA MORTERS JAPAN TEL:0120-982-428

Photos&Movie:Takemi Yabuki[W]
Text:Masayuki Sawada

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