2020.11.01
最終更新日:2024.03.07

車好きファッションプロが選んだ愛車と、愛車に乗る時着るアウター4選

車に乗る際、アウターは脱がないと運転しづらいのが常識。だが着たまま運転したい! そんなわがままに応える4着を4名の愛車とともに紹介。

手嶋 慎さん(MAKERS デザイナー)

PORSCHE 911×ANDERSEN-ANDERSENのニットカバーオール

車好きファッションプロが選んだ愛車と、愛の画像_1

肉厚なウールニットは、一つの選択肢。伸縮性があり、適度な暖かさです。

車通勤なので、日頃から運転のしやすい服しか選びません。そこでこのニットカバーオール、思った以上によかった。短丈でコンパクトだからかさばらないし、伸縮性があるので運転中も快適。シワになりにくいので、長時間の運転でも気兼ねなく着ていられます。運転用に機能服を探すとなるとスポーティな化繊になりがちですが、こんな肌ざわりのいいウールニットも選択肢の一つだな、と新発見でしたね。個人的に海軍のジャケットをモチーフにしたデザインも好みです。 ジャケット¥62,000/アンデルセンーアンデルセン(メイデン・カンパニー)

PORSCHE 911プロフィール画像
PORSCHE 911
愛車の993型ポルシェ911はコクピットが非常にタイトなため、車内でもたつきのない短丈のジャケットが理想的。

杉浦 優さん(スタイリスト)

LEXUS RX×ARC’TERYXのダウンベスト

車好きファッションプロが選んだ愛車と、愛の画像_2

ダウンベストなら、腕まわりはノンストレス。温度調節用に常備したい。

ダウンベストって運転にはすごく便利。袖がないので肩が引っ張られずにハンドル操作がスムーズにできる。おまけに温度調節もしやすい。車内は、朝と日中で温度差が大きかったりするじゃないですか。そんなときでも暑くなりすぎず、寒いってこともない。身体の芯はちゃんと温めてくれるので暑がりだけど、お腹は冷やしたくない僕にとってはぴったりですね(笑)。ちょうどいい防寒具としてコンパクトだし、車に常備してもよさそうです。ロゴのないシンプルなデザインと、ネイビーもモダンで気に入りました。 ダウンベスト¥32,000/アークテリクス(アークテリクス コールセンター/アメア スポーツ ジャパン)

LEXUS RXプロフィール画像
LEXUS RX
袖がないからノーストレス。立体的なダウンボックスに最大限のダウンが注入され、保温性抜群。

徳原 海さん(エディター)

Jeep PATRIOT×White Mountaineeringのダウンジャケット

車好きファッションプロが選んだ愛車と、愛の画像_3

ビッグだけど、超軽量。ずっと着ていられます。

このダウン、着てすぐに車向きだと実感。とにかく軽くて動きやすいんです。それに重ね着が好きではない僕にとって、薄手のトップスに一枚はおるだけでいい保温力の高さもうれしい。朝の乗り始めってすごく寒いし、仕事中頻繁に移動して乗り降りするので、脱がずにいられるアウターがいいんです。冬は撮影のために雪山に行ったりするので車はジープですが、このダウンも街と山の両用で活躍してくれそう。ちょっとかわいげのあるジープのパトリオットと、都会的なムードのダウン、なんだか相性もいい気がします。 ジャケット¥44,000/ホワイトマウンテニアリング

Jeep PATRIOTプロフィール画像
Jeep PATRIOT
見た目に反して超軽量のため、快適に運転できる。リバーシブルになっており、逆面はステッチがきいたデザイン。

秋月庸佑さん(ヘアメイク)

Audi A3×DESCENTE PAUSEのパッカブルテーラードジャケット

車好きファッションプロが選んだ愛車と、愛の画像_4

グンと伸びるストレッチ素材で、運転しても肩凝り知らず。

最近車を購入したのですが、運転してみるとロング丈やボリュームのあるアウターはかさばってダメ。乗っていてストレスのないアウターが欲しいな…と思っていた矢先、デサント ポーズの一着を試着したら優秀でした。ジャケットでここまでストレッチがきいているのは初めての体感で、肘や肩まわりは本当に楽チン。ハンドルを握っていて違和感がありません。背抜きの一枚地で軽いのもいいですね。運転中はもちろん、動きの多い仕事中にも。ジャケットタイプだから大切な打ち合わせまでいろいろなシーンで活躍しそう。 ジャケット¥32,000/デサント ポーズ(デサント ブラン 代官山)

Audi A3プロフィール画像
Audi A3
4WAYストレッチの「Primeflex」素材は驚くほどの伸縮性。撥水性も備え、小雨くらいなら気にならないのもうれしい。



Photos:Takahiro Idenoshita 
Composition&Text:Takako Nagai

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