UOMO世代の大人は、実際にファミリーカーをどう選び、乗っているのか。結論から言えば、とにかく自由であることがわかった。そして、家族みんながそのクルマ選びに賛同していることが何より素敵だ。子どもたちと、妻と、愛犬と。58組の「家族とクルマの関係」をお届けする。
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サカモト ユウタさん
映像クリエイター
Citroën C6 (2008)
■妻、息子(6歳)
■所有歴半年
ハイドロシトロエン最後のフラッグシップ。現行車に負けない極上の乗り心地です。
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自動車媒体の動画制作を手がけるサカモトさん。新旧さまざまなクルマを見る中でおのずと気になることがあった。
「新型の乗り心地を評価するときに、今でもハイドロシトロエンのそれが引き合いに出ることがあります。大学の頃はプジョー106に乗っていましたが、シトロエンは常に気になる存在でした」
そして縁あって、媒体の大先輩が大切に乗ってきたC6を5月に譲り受けた。
「ふんわりとした独特な乗り心地はもちろん、後席も広くて窓も大きいので、家族からの評判は上々です」
ハイドロの上位車種ともなれば維持も心配だが、前オーナーの縁でフランス車の老舗で診てもらっており状態は良好。最終期のハイドロシトロエンに乗るなら今がチャンスなのかもしれない。
Photos:Kosuke Tamura Yuya Shimahara Tsukasa Nakagawa Mitsuru Nishimura Tomohiro Mazawa